ドクターズブログ

鼻 症例1 : 隆鼻を行ったが鼻筋が曲がってみえる、鼻先をさわるとプロテーゼがなかで揺れてしまう (2007年8月 8日 20:14)

プロテーゼを使い隆鼻を行ったが鼻筋が曲がってみえる、鼻先をさわるとプロテーゼがなかで揺れてしまう。(28才 男性)

【主訴】

鼻根部が低いのと鼻先がまわるくつぶれた感じを治したくて、6ヶ月前、ネットで「評判の美容外科」というサイトから紹介され某クリニックで手術を受けました。I字型プロテーゼを入れるとのことで鼻の先端を十分尖らす事は無理とは聞いていました。手術は麻酔の注射を受けてから15分程度で終わりました。特に固定とかは無く溶ける糸を使って鼻の孔の中の傷を縫ってあるため通院は不要とのことで、手術以来そのクリニックには行っていません。手術後一時的に鼻全体がぶよぶよしていましたが2週間ほどでおちついてきました。その頃鼻の先を指で動かすと鼻根部が揺れることに気付きました。さらによく見ると微妙に鼻筋が斜めに傾いています。これを改善することはできるのでしょうか? それともプロテーゼを抜いてしまうしかないのでしょうか?

【回答】

このような症状はよく相談されます。このような状態はなんで起っているかというと、最初に行った手術の際プロテーゼがきちんと骨膜下に固定されていなかったのが原因です。また、I型プロテーゼを使ったためL型プロテーゼのように鼻中隔で前方の固定ができなかったのも原因の一つです。安定しないプロテーゼを放置しておくと、形態が悪くなるばかりか、鼻の皮下は皮膚に影響を与えますので、修正手術が必要です。
修正は、いま埋入されているプロテーゼを抜き、柔らかく鼻尖部が薄く構成された新しいL型プロテーゼに入れ直します。今度はきちんと骨膜を剥がしこの下にプロテーゼを収めるようにします。骨膜下にしっかり収まったプロテーゼは手術後、皮膚の上からさわっても、まるで自分の骨の様に感じるはずです。

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