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脂肪吸引 症例1: 下腹部の切開式除脂術後のひきつれ (2007年9月21日 20:09)

下腹部の切開式除脂術後のひきつれ(60才 女性)

【主訴】
6年前に下腹部の脂肪をとってもらおうと脂肪吸引で評判の良い某医に相談しました。「脂肪だけでなく、あまった皮膚も一緒にとりましょう。おへその位置もかえますよ。」といわれました。大がかりな手術になるからと入院治療を勧められ、全身麻酔で手術をしてもらいました。
手術が終わって翌日、おなか周りの痛みがひどく包帯をとってもらったところ皮膚がバンバンに硬くなっていました。手術をしていただいた先生は、その日は忙しく診ていただけないとのことだったので別の先生に処置をしていただきました。その先生曰く「切開したところに血がたまってしまい腫れている状態です。溜まった血を抜きます。」と血を抜く処置を何度か行いました。
1週間すると今度は水が溜まるようになりました。1カ月ほど処置に通い、水は出なくなったのですが、縫い合わせた下腹部がひきつれるようになりました。手術をしてくれた先生からの謝罪の言葉はなく今は、縫ったところがひきつれで凹んでその上から皮膚が垂れてきています。おまけにビキニラインがひき上がってしまいとても醜い状態です。大好きだった温泉にも今は行っていません。直す方法はありますか?

【回答 酒井形成外科 医師 堤 清明】
切開式除脂術の場合、上記の患者さんのように血腫をおこす可能性が高いので術中の確実な止血操作はとても重要です。また、術後は必ず血液の持続吸引と患部の圧迫をしっかり行います。不幸にして上記のような状態に陥ってしまった場合でも、速やかに適切な処置を行えばたいていの場合はリカバーできます。
手術から6年経過していますので、やり直しの手術を勧めます。酒井式切開除脂術は、術中はもちろんのこと術後にも注意を怠りません。また他医院での失敗例でもお気軽にご相談下さい。形成外科的再建技術を用いて治療いたします。

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