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くちびる 症例2: 唇を厚くする手術で、下唇がおちょぼ口のように垂れ下がたまま突出してしまった (2007年10月 5日 20:01)

唇を厚くする手術を受けたが、下唇がおちょぼ口のように垂れ下がたまま突出してしまった(23才 女性)

【主訴】
ふっくらしたくちびるにあこがれて、ある美容外科クリニックに相談に行きました。唇の内側を横に切ってそれを縦方向に縫えば良い、と言われ簡単そうなのですぐ手術を受けました。そのクリニックの院長先生はテレビでも評判らしいし、ネット(広告だったかもしれませんが)でも口コミでも評判と書かれていたため、なんのためらいもありませんした。
手術が終り、腫れているからと思ったのですが。2週間以上たっても口笛を吹いているような形が治らなかったのです。再度相談に行きましたが、その時はとってもそっけない風でした。なんとか頼み込み、再度料金は取られましたが、修正手術を受けました。しかし、やはり唇をとがらせているような変形は治りませんでした。このままでは困ってしまいます。

【回答】
横に切り縦方向に縫う、確かに唇の先端近くは厚くなるでしょうが、横には縮まります。両手の親指と人さし指で唇の左右の端をつまみ唇を中心に向かって寄せってみましょう。この美容外科手術は、こんな「変な事」をする手術といえますよね。
リカバリーですが、まず、縦方向に縫った傷を開放し、元に戻します。ただし、瘢痕が多い場合、また、口を尖らせた感じの変形は残ってしまう可能性があります。そこで、真皮脂肪移植を考えます。お尻の所が良い真皮脂肪の採取部位になります。3〜5cmの傷は残りますが、形成外科的に縫合すれば傷跡も目立たなくなります。
この真皮脂肪移植を同時に行なえば、くちびるも厚くふっくらさせることができます。変形を改善すると同時にあなたの希望もかなえられるというわけです。

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