ドクターズブログ

2015年6月アーカイブ

Q)すそわきがの治療を考えています。
超音波メス法で治療した場合、どの程度、においは軽減するのでしょうか。
通院は何日おきに何回必要でしょうか。遠方に住んでいるため、カウンセリング当日に治療していただきたいのですが、血液検査とは、他院で行っても良いのでしょうか。
また、血液検査の項目も教えて下さい。ご回答よろしくお願い致します。

A)もともと超音波メスは肝臓の手術時に肝細胞のみを破砕し、細かい血管や神経などを残すことを目的に作られ、現在でも多くの肝臓の手術に用いられています。
同様にして腋窩のアポクリン汗腺に適応したのがソノペット法による腋臭症の手術です。
アポクリン汗腺を破砕して吸引、神経血管を残存させるため、剪除法に比べ広い範囲を行うことができます。
いわゆる「すそわきが」と呼ばれる外陰部の臭いも同様にアポクリン汗腺にょるものですから、ソノペット法で治療することができます。

1秒間に25000回振動することで摩擦熱を生じますが、その熱によりエックリン汗腺にも作用するため、多汗症の状態も改善されるとされています。

アポクリン汗腺が増えるかどうかという点ですが、一度除去したアポクリン汗腺には再生能力がありません。そのため再発や増えることはありません。
ただ当たり前ですが、一度の手術で100%の臭いが無くなることはありません。
おおよそ3割程度になると考えて頂いた方がよいかと思います。

術後経過ですが、血腫といった溜まりを予防するため、通常はガーゼを糸等で固定する「タイオーバー固定」が必要になります。
「すそわきが」の場合、2日程度固定して頂くため、術後2日目に通院、抜糸は10日目くらいですが、近医でして頂いても構いません。

血液検査は他院で行って頂いて問題ありません。
カウンセリング当日に手術はもちろん可能です。事前の血液検査結果を、当日持参して頂ければと思います。

酒井形成外科 副院長 苅部大輔



p_bepio_gel_defelin_gel.png ベピオゲルは2015年の4月1日より健康保険適応となった薬です。国外では1960年代からからにきび治療のスタンダード薬として使用されていましたがやっと国内でも健康保険で使用できるようになりました。これで日本のにきび治療もディフェリンゲルと合わせて世界基準のものとなったのではないでしょうか。

 ベピオゲルは過酸化ベンゾイルによる強力な殺菌作用と角質層剥離作用によってにきびを治療していきます。また今まで耐性菌の報告がありません。副作用としては多少の赤剝けやピリピリ感などがありますが、ディフェリンゲルよりはマイルドな印象です。

 またディフェリンゲルとベピオゲルの併用で今までよりもにきび治療の効果を実感している方もたくさんいらっしゃいます。下のグラフを見るとAdapalene+BPO(ディフェリンゲル+ベピオゲル)の併用治療が最強のようです。にきび治療でなかなか結果が出なくて苦労している方は一度試してはいかがでしょうか。z_adapalene_BPO.pngその他、治りにくいにきびは酒井形成外科までご相談ください。

美容皮膚科的治療もあります。http://biyou-hifuka-jp.com/syoujyou/nikibi.html  

                              酒井形成外科医師 呂秀彦



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