ドクターズブログ

額にまつわるエトセトラ その1 (2015年11月19日 13:45)

最近、急に寒くなって参りましたね!
寒いといえば、最近めっきり額(ひたい)が後退して、
大好きな俳優ジェイソン・ステイサムに部分的に近づいてまいりました
・・・かるべです。

img_hitai01.png額(ひたい)について何かと考えていたところ、少し気になることが。

良くオデコのことを「前額部(ゼンガクブ)」と言う方が多いですが、
この言葉、よく考えると何となく違和感を感じませんか。
「前」ということですが、オデコに横も後ろもないので、
あえて「前」をつける必要はなく、
「額部(ガクブ)」というのが本来正しいはずです。
(後額部とか上額部とか言いませんよね。)

まあ、どうでもいいことなのでしょうが、
一度気になると、どうも抜け毛が増えてくる気がするので、少し調べてみました。

どうぞ不毛(まだ毛はありますが)な話にお付き合いください。

まず、辞書を調べてみますと、
 『額(ひたい)とは顔の上部の髪の生え際から眉毛の間を差す』
と書かれております。
ということは、波平さんの頭はほぼすべて額なのか?という疑問がわいてきますが、それはまた後ほど。
 読み方としては、古来「額」と書いて「ぬか」と呼ばれていた一方で、頭で日の当たるところ「直日(ひたひ)」と呼んでおり、それが合わさり「額(ひたい)」と呼ばれるようになったようです。

さらに、「額」という漢字の発生について調べると結構面白いことがわかります。

額の漢字の成り立ちとは

img_hitai02.pngここで、額という字を見ると、「客」と「頁」という文字からできていることがわかります。
「客」という字は「家」+「各」が合わさって作られており、「各」は「(木の枝などが)つっかかる」状態を表していることから、「客」は「家の中につっかかる」、「家に泊まる」といった意味になるそうです。

「頁」は顔を表していますので、「客」と合わせて、「家の中でつっかかる顔の部分=家でぶつける所」、ということで「額」という漢字ができあがったとのことです。
つまり、軒を通る時に良くぶつける所が「額=ひたい」、
ふつうは前向きに歩くわけですから、前側にしか存在しないわけですよね。

となるとますます「前額」はおかしい!
ということで、「前額(ぜんがく)」という言葉はいつころから出てきたか、医学的に正しいのかということを、軽く調べてみました・・・

と思ったら、少し長くなってしまったので続きは、次回にまわしたいと思います。
次回 額にまつわるエトセトラその2 「波平はどこまで額なのか」お楽しみに

酒井形成外科 苅部大輔

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