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まぶたが厚ぼったくて、もったりしていて脂肪が多いような気がします。すっきりしたぱっちり感のあるふたえにすることはできるのでしょうか? (2015年12月18日 17:50)

Q : ぱっちり感のある二重まぶたが希望です。
私はモンゴルのおすもうさんのような目つきといったら分かりやすいでしょうか?
まぶたが厚ぼったくて、もったりしていて脂肪が多いような気がします。もちろん一重まぶたで、目が完全に開いてない感じの小さな目です。
切開法の二重まぶたの手術を希望していますが、まぶたの脂肪を取って、すっきりしたぱっちり感のあるふたえにすることはできるのでしょうか?。

A : 上まぶたがもったりした一重瞼の原因は脂肪がたっぷりしているためだと思っている方が多いのではないでしょうか。
実は、まぶたの直下には脂肪組織はありません。眼窩(がんか)といわれる眼球をおさめている窪みのなかには眼窩内脂肪という組織があります。上まぶたの眼輪筋の奥に眼窩隔膜という仕切りがありますが、その中に眼窩内脂肪は納められています。

この眼窩内脂肪を余分に切除し過ぎたり、必要でもないのにこれををむやみに取りすぎると、後日目が凹んでしまいます。
まるで、おばあさんのような「落窪見目」になってしまうので注意が必要です。

というわけで、もったりしたまぶたは、脂肪ではなく、個人個人の皮膚の厚さが原因なのです。
そこで、東洋人でも蒙古系民族に特有なうえまぶたのもったりした一重瞼をすっきりした二重瞼にするには、眼瞼皮膚の適量切除と瞼板前組織の適量切除、重瞼線での眼瞼皮膚の瞼板へのしっかりした癒着がポイントになります。
もちろん、はみ出してしまった眼窩内脂肪は、はみ出した分だけ切除することもありますが、その量は少量なことが多いのです。

日本人や中国人などの蒙古系民族の目においては大来すぎる二重や、白人のような中心にひっぱられた目頭の形態はまったく似合いません。
しかし、蒙古襞が大きいと、目そのものが小さく見えてしまうので、蒙古襞をやや目立たなくして、なるべく目頭の近くまで二重の線が出るようにデザインすると、すっきりした自然出美しい東洋人の目ができあがります。

みなさん、「目の脂肪を取る!」と言われたら十分気をつけて下さい。手術を担当する専門医から十分説明を聞きましょう。

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