ドクターズブログ

美容皮膚科の最近のブログ記事

レデイエッセは1本あたり1.3mlも入っていますので一般的なヒアルロン酸製剤の1.5倍も入っています。さらにレディエッセはヒアルロン酸の倍の効果があります。
また、レディエッセはヒアルロン酸の3倍の持続期間があります。
すなわちレディエッセ1本は、ヒアルロン酸製剤1本あたりの9倍の価値があるというわけです。
価格はせいぜい2倍程度ですので、一見高価にみえるレディエッセですが意外にリーズナブルだったのです。



最近、至る所で『飲むヒアルロン酸』『ヒアルロン酸サプリメント』などが出回っています。

しかし、ヒアルロン酸を口から直接摂取することで軟骨や皮膚に影響を与えているという科学的エビデンスは、今のところ出ていません。

ヒアルロン酸の構造は『グルクロン酸』と『N-アセチルグルコサミン』が交互に繰り返される鎖状から成ります。
ヒアルロン酸の分子はそのままだと大きいため、体内での吸収率を考えると直接ヒアルロン酸を摂取するよりも、既に分解されたこの2つの分子を摂取した方が効率的だと、考えられています。
ただし、これが生体内でヒアルロン酸に合成されるかどうかは疑問ですが・・。

また、化粧品などに配合されているヒアルロン酸に関しては、その分子量の大きさから皮膚の角質までにしか浸透しません。
ただ、ヒアルロン酸特有の高い保水力によって皮膚表面に潤いを保つことは出来ます。ですから、ヒアルロン酸系化粧品の塗布で、感触としてのスベスベ感はでるとおもいます。しかし、現在、お化粧品の成分としてはヒアルロン酸より高分子ポリマーが流行のようです。
注意してほしいのは、紫外線や酸化によってヒアルロン酸はどんどんと分解されます。
保湿効果を保つ為には、こまめに紫外線対策を心掛けるようにすることが大切です。



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ビタミンCは、メラニンの合成を阻害する働きと真皮内でのコラーゲン新生に役立ちます。
一方プラセンタエキス(ラエンネック)にはEGF(上皮細胞増殖因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)等、成長因子があり、さらに女性ホルモンを増強し、成長ホルモンを補充する効果もあります。
ビタミンCとプラセンタエキス(ラエンネック)の共同作用は、最適な肌のアンチエイジング効果を生み出します。



シミとりクリームで水ぶくれ(41才 女性)

【主訴】
うでのシミが気になりインターネットの美容サイトの掲示板でみつけた美容皮膚科でハイドロキノンとトレチノインの治療を受けに行きました。ドクターは感じの良い女医さんでそこの女医さんも使っているというハイドロキノンとトレチノインを処方してもらいました。ハイドロキノン、トレチノインをたっぷり塗って一晩おいてみようとサランラップで巻いてパックをしました。朝、ラップを外してみると薬を塗った部分が水ぶくれになっていました。慌てて病院に電話すると『なんでそんな使い方するの!』とひどく怒られました。説明をよく聞かなかった私も悪かったと思いますが、とてもひどい怒られかたをしたので、あの女医さんには会いたくありません。このあとどうすれば良いですか?

【回答 酒井形成外科 医師 堤 清明】
ハイドロキノン・トレチノインによる治療は使い方を間違えなければとても良い治療法の一つです。ハイドロキノンは4〜5%の濃度のものが肌への刺激も少なく、メラノサイト(色素細胞:メラニンを作る細胞)に対してメラニンの産生を抑えてくれます。一方、トレチノインはビタミンAの誘導体で0.025%〜0.1%の濃度のものが処方されます。表皮内の残留メラニンを皮膚の外へ排出するのを助けます。個人差はありますが塗ると紅みがでます。上記の患者さんはラップで覆ったということですから密封閉鎖療法を行ったということだと思います。一般的には軟膏やクリームの密封閉鎖療法は作用が増強するため医師の指導のもとに行わなければ大変危険です。水ぶくれになっているとのことですから患部をよく洗い、皮膚を保護しなければなりません。医療機関での治療を勧めます。酒井形成外科では皮膚科も標榜しておりますので是非、診察にいらして下さい。



レーザー治療後真っ黒に(41才 女性)

【主訴】
7年前に子供の運動会に参加しました。その日は1日良い天気でサングラスを掛けていました。家に帰って鏡を見てびっくり。両方の頬にサングラスの跡がくっきりついてしまいました。それから何年経っても日焼けの跡が退きませんでした。
友だちが「レーザーで簡単にとっちゃいなさいよ」と勧めるので、しみとりで評判の良い某医院でレーザー治療を受けました。1週間くらいでかさぶたが剥がれシミの部分はピンク色のきれいな肌になりました。1週間ぐらいはとても良かったのですがピンク色の肌がみるみるうちに(ほんとうに墨を塗られたみたいに)真っ黒になりました。それから半年、真っ黒なままです。恥ずかしくて外出もできません。これは、医療ミスじゃないかなと思います。なんとかなりますか?

【回答 酒井形成外科 医師 堤 清明】
この方の両頬のシミは肝斑だったのでしょう。肝斑は30代の女性に多く、両方の頬に左右対称的に茶褐色のシミができる疾患です。
頬(ほほ)骨の触れるところに、はけで茶色を塗られたような境界がはっきりしたシミがでるのが肝斑の特徴です。原因は未だはっきりとはしていませんが、妊娠時の卵胞ホルモンが色素細胞を刺激し活性化させてしまう内因性原因説や不適切な化粧品の使用やよく頬を手でこするなどの外因的原因で色素細胞が活性化することも考えられています。
治療は、トランサミン(トラネキサム酸:止血剤)の内服が有効です。レーザー治療は逆効果で、この方のように黒くなってなかなか消えません。これは炎症後色素沈着と呼ばれるもので消えるのに時間がかかります。しかし、時間がかかっても必ず消えるのが炎症後色素沈着の特徴でもあります。やはり、シミのしっかりした診断を行いそれぞれのシミに合った治療を行うべきだと考えます。レーザー以外の治療法がほかにもございますので是非、酒井形成外科にご相談下さい



眉間のシワ、ヒアルロン酸注入後に腫れあがる?(44才 女性)

【主訴】
30代後半から眉間にシワができ始め、最近では普通の表情のつもりでも周囲の人から「怒ってるの?」といわれるようになりました。そこで、友人の勧めもあり、口コミで知ったある美容皮膚科クリニックでコラーゲンの注射を希望しました。もともとアレルギー体質があったので心配になり先生に尋ねると「アレルギーが心配ならコラーゲンではなく、ヒアルロン酸を注入しましょう。ヒアルロン酸なら大丈夫だから」といわれました。それで、眉間とホウレイ線にヒアルロン酸を注入しました。
注入して4日目から顔が腫れ始め、1週間すると眉間とホウレイ線がみみず腫れになってしまいました。そこで注射したクリニックに問い合わせると「ヒアルロン酸はアレルギーをおこすわけがないですよ、そんなことをおっしゃる方は初めてです。」と門前払いされてしまいました。かゆくて痛くてしょうがないです。こんな状態ですがなんとかなりますか?

【回答 酒井形成外科 医師 堤 清明】
ヒアルロン酸もアレルギー様症状を起こします。ヒアルロン酸はたんぱく質ではないのでアレルゲン(アレルギーのもと)にはなりませんが添加物やヒアルロン酸そのものが炎症を起こすことを介してアレルギーを引き起こします。ただしアレルギー出現率が0.3%程度といわれつまり1,000人に注射しても3人だけ被害者ということなので問題が起こりにくいのです。上記のように明らかにアレルギー症状が出たのであれば抗アレルギー薬の処方を受けるべきです。内服によりかゆみや痛みが抑えられます。是非、酒井形成外科にご相談下さい。

 



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