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美容皮膚科の最近のブログ記事

ベピオゲル.png

 ベピオゲルは2015年の4月1日より健康保険適応となった薬です。国外では1960年代からからにきび治療のスタンダード薬として使用されていましたがやっと国内でも健康保険で使用できるようになりました。これで日本のにきび治療もディフェリンゲルと合わせて世界基準のものとなったのではないでしょうか。

 ベピオゲルは過酸化ベンゾイルによる強力な殺菌作用と角質層剥離作用によってにきびを治療していきます。また今まで耐性菌の報告がありません。副作用としては多少の赤剝けやピリピリ感などがありますが、ディフェリンゲルよりはマイルドな印象です。

 また、ディフェリンゲルとベピオゲルを併用することで、今までよりもにきび治療の効果を実感している方もたくさんいらっしゃいます。下のグラフを見るとAdapalene+BPO(ディフェリンゲル+ベピオゲル)の併用治療が最強のようです。にきび治療でなかなか結果が出なくて苦労している方は一度試してはいかがでしょうか。

ベピオゲル_グラフ.png「A North American Study of Adapalene-Benzoyl Peroxide Combination Gel in the Treatment of Acne 」Cutis.2009;84:110-116

その他治りにくいにきびは酒井形成外科までご相談ください。
美容皮膚科的治療もあります。
http://biyou-hifuka-jp.com/syoujyou/nikibi.html

酒井形成外科医師 呂秀彦



先日、国民生活センターより「まつ毛エクステンションの危害」に関する報告書が発表されましたが、その割合には驚きました。

exte_houdou.pngなんと、4人に1人が「目の痛み」や「痒み」「まぶたの腫れ」といった眼の周辺の健康被害を経験したことがあったというのです!

zu10_matsueku.png原因の多くはエクステをくっ付けるための「接着剤」成分で、施術中に目に入ったり、成分に対するアレルギーが原因であったとのことです。

酒井形成外科にも眼瞼に皮膚炎を起こして腫れてしまった方が、何人か診察にいらしたことがありましたが、眼科などの重症例では角膜障害などの眼障害を起こすケースもあったとのこと。

長い年月つけていて、まつ毛が短くなる方も多く、安易な気持ちでの「まつエク」は気を付けた方が良いのかもしれません。

個人的には自分のまつ毛を伸ばす、

「ビマトプロスト(pfostaglandinF2α誘導体)」

の方が自然だし、安全で副作用もなく、圧倒的に良いと思います。

「ビマトプロスト??」って感じですが、これはもともと緑内障のお薬です(現在も使われております)。

その副作用としてまつ毛が伸びることがわかり、2008年に米国FDAが「まつ毛を伸ばす薬」として正式に承認したのが始まりです。

(ルミガンと言えば知っている方も多いかと思います。)

2014年10月に日本でも厚生労働省が「グラッシュビスタ®として、医師の指示のもと睫毛貧毛症(ショウモウヒンモウショウ:簡単に言えばまつ毛が短め)の方に使用することができるようになり、酒井形成外科でも導入しております。

p_glashvista.png適正使用している限り、副作用ありませんが、適当に皮膚などに塗ってしまうと色素沈着を起こすことがあるので、1日1回まつ毛にだけ塗るのがコツです。

導入後8か月たちますが、多くの方にご満足頂いているようです。

こうした薬が入ると、人に勧める前に必ず自分でも使用してみるのがポリシーですが、今回は残念ながら私自身は使用しておりません。

というのも私・・・生まれつきまつ毛が長かったため、ソッチ系に見られるのがイヤで厨二時代(笑)は自分で切っていたほどでした。

でも、「まつエク」されている方には圧倒的におススメだと思いますよ。

酒井形成外科 副院長
苅部大輔



p_bepio_gel_defelin_gel.png ベピオゲルは2015年の4月1日より健康保険適応となった薬です。国外では1960年代からからにきび治療のスタンダード薬として使用されていましたがやっと国内でも健康保険で使用できるようになりました。これで日本のにきび治療もディフェリンゲルと合わせて世界基準のものとなったのではないでしょうか。

 ベピオゲルは過酸化ベンゾイルによる強力な殺菌作用と角質層剥離作用によってにきびを治療していきます。また今まで耐性菌の報告がありません。副作用としては多少の赤剝けやピリピリ感などがありますが、ディフェリンゲルよりはマイルドな印象です。

 またディフェリンゲルとベピオゲルの併用で今までよりもにきび治療の効果を実感している方もたくさんいらっしゃいます。下のグラフを見るとAdapalene+BPO(ディフェリンゲル+ベピオゲル)の併用治療が最強のようです。にきび治療でなかなか結果が出なくて苦労している方は一度試してはいかがでしょうか。z_adapalene_BPO.pngその他、治りにくいにきびは酒井形成外科までご相談ください。

美容皮膚科的治療もあります。http://biyou-hifuka-jp.com/syoujyou/nikibi.html  

                              酒井形成外科医師 呂秀彦



〜ヒアルロン酸とボトックスのコンビネーション注入『VISTA-Shape』〜

グレーの文字は中国語訳

老化による顔の深いシワや溝は、その部分が凹むだけでできるわけではありません。周囲の組織が年齢とともに下垂したり脂肪が減少し顔全体の立体的な構造が変化することによって深いシワが形成されます。
そこで、シワの部分だけでなく顔全体のポイントとなる部分(主に目の下から口付近まで)にヒアルロン酸を注入し周囲の構造を立体的に改善することによって鼻唇溝(ほうれい線)やマリオネットラインを含む顔面全体のシワを改善していきます。
さらにボトックスを併用し眉間の表情じわを目立たなくすることによって、顔全体の印象が効果的に改善され、自然な仕上がりが得られます。

面部由于老化而形成的深的皱纹和褶皱,并不是因为老化部分皮肤组织凹陷形成的而是由于老化皮肤周围的组织随着年龄的增长而下垂 ,并且由于老化部分皮肤脂肪的减少而使整个面部立体的构造发生变化而形成的。
因此在出现皱纹的皮肤和面部最主要的部分(包括眼睛下方到嘴的部分)注入玻尿酸,通过改善皱纹周围的立体构造来改善包括法令纹,木偶纹在内的面部整体的皱纹。然后通过并用肉毒素,使两眉间的表情纹变得不明显,有效的改善面部整体的印象自然而然的是面部恢复年轻状态。

vista_shape.png

実際にはヒアルロン酸を中顔面エリア(頬部、鼻唇溝)を中心に少量ずつ注入し顔の立体感を出し、さらにボトックス注入を併用し眉間、額、目尻のシワを改善し自然で若々しい印象を作っていきます。
注入量は患者さまの下垂の程度や骨格によって異なり、細かいカウンセリングをしながら決定します。
顔にメスは入れずに気軽に注射でなんとか深いシワを改善したいという方にオススメです。
若々しい表情を取り戻したい方はぜひ酒井形成外科へいらしてください。

实际上,通过在面部中部(脸颊,鼻唇沟)为中心的部分分别注入少量的玻尿酸,然后将肉毒素分别注入眉间,额头,外眼角处使整个面部看起来更加自然更加年轻有光泽。注射量会由于每个人皮肤的下垂程度和面部骨骼特点而不同,待您光临咨询时由负责医生来决定。想通过注射玻尿酸或者肉毒素变年轻的爱美的人士,我们在酒井形成美容外科等待您的光临。

※ 当院では日本国厚生労働省承認品であるヒアルロン酸注入製剤「ジュビダーム®ビスタ」と「ボトックスビスタ®」を使用しております。

※ 我院使用的是由日本国厚生劳动省所承认的玻尿酸乔雅登和肉毒素。

  ヒアルロン酸注射 玻尿酸注射   43,000円(税別)〜
  ボトックス注射  肉毒素注射   12,000円(税別)〜

※ 注入量により料金が異なりますので、カウンセリング時に十分ご相談ください。

酒井形成外科医師  呂秀彦



タイプ別脂肪撃退法

注射をするだけで簡単に脂肪が減らせる・・・うれしいですよね。
しかし、脂肪融解注射はすべての方にお勧めできる治療法ではありません。
部分的な痩身を希望する方のみに効果のある方法なのです。
次の様な症候の方には、異なった治療法を選ぶべきでしょう。

★ メタボリック症候群
(内臓脂肪型肥満に加え、高血圧や高血糖、脂質の異常を合わせ持つ症状)
限局的な皮下脂肪の減少では、心筋梗塞や脳卒中等の疾病の危険性を低下させる事はできません。運動療法、食餌療法、内服やサプリメント治療による体質改善が大切です。

★ 肥満体形で全身を痩せさせたい方 
大幅なサイズダウンは薬剤の許容量的にも無理がありますし、実際的にも大きな変化には効果の限界があるようです。このような方は、まず、食餌療法等を成功させた上で脂肪吸引がお勧めです。

脂肪融解注射治療は、具体的に次のような方に有効です。

● 標準体形だけれども部分的に皮下脂肪を減少させたいと思っている方
(下腹部、側腹部、太ももの内側、膝周り、二の腕のたるみ等、身体の小範囲に限って多少の効果を希望する方)
さわると暖かい所や柔らかいところは効果がでやすい傾向にあります。逆に硬く冷たい所は効果が出にくい所です。このような場所では代謝が悪い為、回数を多くする必要があります。CETを併用したりして代謝を高めるようにします。

● 頬のたるみ、二重あご等、顔面の皮下脂肪が気になる方
この部位では血流が豊富で代謝が良いため脂肪融解注射治療の効果がでやすい所です。しかし、内出血や腫れも目立つ為ためCETとの併用がお勧めになります。



フィラーの歴史はコラーゲンの注入に始まりました。
最初は牛の皮膚から抽出したコラーゲン成分の抗原基を除き薬剤として販売されました。しかし、狂牛病騒ぎで一気にその人気を落としました。変って登場したのがヒアルロン酸製剤です。もともとヒアルロン酸は人の皮膚の保湿成分として存在しています。
その効力はヒアルロン酸1ccに対し水4リットルの保水力といわれています。
この人型ヒアルロン酸のDNAを遺伝子工学でレンサ球菌にはめ込み人の皮膚のヒアルロン酸を生成することに成功し、現在のヒアルロン製剤が誕生しています。ただし初期のものは分子構造が軽く吸収が早かった為コラーゲン製剤に大きく水をあけられていました。
その後ヒアルロン酸分子同士のエステル結合やエーテル結合の技術が進み現在ではコラーゲンを凌ぐようになってきました。製剤の原価が安いこともあって、市民の間ではコラーゲンよりヒアルロン酸を選ぶシーンが年々増加しいきました。その結果コラーゲンは収益が減少し、ついにその生産を断念したと伝えられています。
眼瞼周囲ではとても使いやすかった人型コラーゲン(コスモダーム)が無くなってしまうのはちょっと残念です。



今話題の肌成長因子とは?

人の体は多数の細胞から成り立っています。最初は一つの細胞だったものがいろいろな種類の細胞に分かれて、それぞれの機能を果たすようになり一人の体が誕生しているのです。これを細胞の分化といいます。
人の体の細胞は、脳の神経細胞のように、ある程度分化すると減る事はあってもこれ以上増えない物もあれば、皮膚や毛、あるいは腸の粘膜の細胞のように、死んで減った分新しく増殖する物もあります。
特に皮膚の細胞は、2週間で死んでまた生まれ変わるというあわただしさです。これを新陳代謝といいますが、これが活発であれば「肌の若さ」が保たれる訳です。
また、皮膚はいろいろな理由で傷つきます。
紫外線、乾燥、お化粧品、小さな怪我等です。しかし、若い肌では皮膚はすぐさま再生できる状態にあります。
この、皮膚の再生になくてはならないものが成長因子です。
成長因子は、今世紀に入り多数発見された内因性のタンパク質で、細胞の増殖や分化を促進します。
成長因子は、標的細胞の表面の受容体タンパクに特異的に結合し細胞間のシグナル物質として働いているのです。

◆ 主な皮膚成長因子(Skin Growth factor)◆

FGF(線維芽細胞増殖因子)
おもに塩基性FGF(bFGF)が代表です。真皮層のコラーゲンを作る線維芽細胞を増殖させます。また、血管新生にも関係し、bFGFがあると皮膚が若返るといわれています。
最近ではbFGF製剤であるフィブラストというお薬が認可され、重症の皮膚潰瘍や褥創に対し保険適応にもなっています。

IGF −1(インスリン様増殖因子)(ソマトメジンC)
成長ホルモンの作用で肝臓から分泌されるタンパク質で、インスリン様作用と神経細胞の成長に関わります。皮膚の再生医療には欠かせない因子です。

VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
低酸素状態で線維芽細胞から産生されるタンパク質で、顕官の内皮細胞の増殖や血管新生を促します。皮膚の線維芽細胞を元気よくさせるために、毛細血管の増生は不可欠ですが、この因子がこれを助けます。

EGF(表皮増殖因子)
血小板から分泌され、酵素を活性化させることでDNAを合成し、細胞を新生させます。ただしEGFレセプター遺伝子が変異をしていると癌の原因になることもあります。
したがって酒井形成外科で使用してる成長因子薬剤には、この因子を含みません



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