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まぶたの最近のブログ記事

ゴキブリが顔についてるよ

20284050_ml.jpgその少年の頬にほくろがありました。
1かける2センチの漆黒のやや隆起する楕円形。数本の剛毛が生えており、からかいの的になっていました。

今から遡ること30年以上はるか昔、私が幼き時でありました。彼は同級生でした。
ほくろの治療など知りませんでした。


「形成外科」などという診療科の存在も知る由も無かったです。
本人や家族も、治療手段の存在を知らなかったかもしれません。
担任の先生も知らなかったかもしれません。


そのくらい「形成外科」というのは認知度が低いのです。
しかし、その当時には「形成外科」はあったのです。
でもみんな、その存在を知らなかったのです。


なんと罪なことでしょう。
見た目問題に対する社会の意識が低かったのです。
そして何より医療者の意識が乏しかったのです。


なんという残酷な言葉。
「子供」というのは歯に衣着せぬ、率直な感想をぶつけてきます。
こどもの心に深い傷あとを残したことでしょう。


多感な思春期を見た目問題を抱えて過ごすこと。
その姿で一生を全うするということ。


そのハンディキャップたるや致命的な悪性疾患(がんなど)に引けを取らない苦悩があります。


形成外科プレゼンス(=形成外科の存在)が皆に伝わることが求められます。


あなたに形成外科という診療科が存在することを伝えたい。
そういう思いで個人ブログを発信しています。「まぶたのお医者さん(http://manabuta.jp/)


酒井形成外科非常勤 まぶたに特化した形成外科専門医 金沢雄一郎
あなたに形成外科という診療科が存在することを伝えたい。そういう思いで個人ブログを発信しています。「まぶたのお医者さん(http://manabuta.jp/)

酒井形成外科非常勤 まぶたに特化した形成外科専門医 金沢雄一郎



Q : ぱっちり感のある二重まぶたが希望です。
私はモンゴルのおすもうさんのような目つきといったら分かりやすいでしょうか?
まぶたが厚ぼったくて、もったりしていて脂肪が多いような気がします。もちろん一重まぶたで、目が完全に開いてない感じの小さな目です。
切開法の二重まぶたの手術を希望していますが、まぶたの脂肪を取って、すっきりしたぱっちり感のあるふたえにすることはできるのでしょうか?。

A : 上まぶたがもったりした一重瞼の原因は脂肪がたっぷりしているためだと思っている方が多いのではないでしょうか。
実は、まぶたの直下には脂肪組織はありません。眼窩(がんか)といわれる眼球をおさめている窪みのなかには眼窩内脂肪という組織があります。上まぶたの眼輪筋の奥に眼窩隔膜という仕切りがありますが、その中に眼窩内脂肪は納められています。

この眼窩内脂肪を余分に切除し過ぎたり、必要でもないのにこれををむやみに取りすぎると、後日目が凹んでしまいます。
まるで、おばあさんのような「落窪見目」になってしまうので注意が必要です。

というわけで、もったりしたまぶたは、脂肪ではなく、個人個人の皮膚の厚さが原因なのです。
そこで、東洋人でも蒙古系民族に特有なうえまぶたのもったりした一重瞼をすっきりした二重瞼にするには、眼瞼皮膚の適量切除と瞼板前組織の適量切除、重瞼線での眼瞼皮膚の瞼板へのしっかりした癒着がポイントになります。
もちろん、はみ出してしまった眼窩内脂肪は、はみ出した分だけ切除することもありますが、その量は少量なことが多いのです。

日本人や中国人などの蒙古系民族の目においては大来すぎる二重や、白人のような中心にひっぱられた目頭の形態はまったく似合いません。
しかし、蒙古襞が大きいと、目そのものが小さく見えてしまうので、蒙古襞をやや目立たなくして、なるべく目頭の近くまで二重の線が出るようにデザインすると、すっきりした自然出美しい東洋人の目ができあがります。

みなさん、「目の脂肪を取る!」と言われたら十分気をつけて下さい。手術を担当する専門医から十分説明を聞きましょう。



Q)2年前に他院で切開法で二重手術をしましたが、最近になり、二重の線が消えて、また元の一重のようになってしまいました。
切開法での二重手術では、埋没法と異なり二重が消えることは無いと聞きましが、私の場合は、失敗といえるのでしょうか。
もし、再度修正手術を行えば、永久的な二重を手に入れることができるのでしょうか。
また、その場合の注意事項などを教えていただけませんでしょうか。

A ) 比較的希ですが、切開法での二重形成でも、重瞼線が薄くなり、時に一重に戻ってしまうことがあります。
もともと、一重の方の上眼瞼には解剖学的に理由があります。
たとえば、皮膚が厚い、瞼板前軟部組織が多い、眼瞼下垂がある、等の理由です。
こういった特徴のある方の二重手術は、上眼瞼の皮膚の瞼板への癒着を促う処置を加えますが、術後、時に重瞼線が多少くぼんだり傷跡が目立ったりする可能性があります。
なるべく手術後の傷跡を目立たなく美しくしようと心がけると、それは癒着不足から、重瞼が曖昧になってしまう、といったマイナスの局面がでてしまうことがあります。

このようなタイプの上眼瞼の方に切開法重瞼を行う場合、ちょっとしたテクニックを併用する事があります。
超極細のマイクロサージェリー用ナイロン糸を利用するのも一つですが、最近では極細の吸収糸が開発されてきましたので、これを瞼板と皮膚の癒着強化に利用するのも良い方法だと考えています。
二重手術における傷跡をほとんど無くしながらも、二重線の消失をなるべく防ぐには最も効果的といえます。

次回の修正手術ではこの様なテクニックを利用すると良いでしょう。
この法法を利用したとしても、手術を受けた方が特別注意をする必要は特にありません。



酒井形成外科ホームページを拝見させていただきました。

脂肪注入のことについて詳しく書かれていたので、移植についてもお詳しいのかと思い、是非相談させてください。

【主訴】
個人の美容外科で、眼瞼下垂、皮膚切除を行なう二重の美容外科の手術を受けました。
左目を右目の開きに合わせるため、その医師の言われるまま両目の手術をしました。そのときに右目の脂肪が少ないということで右側は脂肪の移植をしました。
今、右目は脂肪のためと思われますが、でこぼこでラインもきたない状態です。
左目は、左目頭がかなり上部に癒着して、閉じて6mm、目を開けて5mmで目頭に向かって末広になっていびつな状態です。まゆげと皮膚のあいだもあまりない状態です。
美容整形の修正は非常に難しいと聞きます。
昨年の1ヶ月検診のときに、右目はもうすこし、ラインを上で切り、脂肪を追加しましょう。
左目は窪みに癒着してしまったので、癒着をはずし、そこに脂肪を入れて、もっと下で固定しなおしましょう。といわれました。
私は、その美容外科の先生のアドバイスがおかしいと感じるのは、手術からまだ1ヶ月なのにすぐに修正をしようとすることです。
(美容整形前は9mm開いていた目が、今は6mmしか開かず、開閉もしんどい状態)

最近、わかったのですが、修正は通常組織がおちつく3ヶ月以降にするということを聞きました。
しかし、この医師は急いで美容整形の再手術をしたがります
美容整形の再手術をあまりにもせかすので、手術日はこちらから連絡しますと言って帰ってきました。

注入ではなく、かたまりで、瞼に脂肪を移植をするということは一般的におこなわれているのでしょうか。
確かに少し窪んではいましたが、はたして本当に移植が必要だったのだろうか。また、どのような経過を辿るのでしょうか。
再手術の時は、脂肪は1〜2ヶ月で滑らかになるといっていました。
今、美容整形の再手術をしてくれる評判のよい美容外科を探しています。


【回答】
まず、手術した医師が「日本形成外科学会」専門医でいらしたのでしょうか?
もし、専門医でいらしたら、その医師の指導は概ね間違っていないと想像されます。医師の処置や診断はあくまで症状によってそれぞれ異なります。
わたしは、あなたの症状を拝見せず意見を述べるわけですので、あくまで一般論として御理解下さい。

まず、脂肪注入でなく脂肪移植ということの是非ですが、切開二重の手術に伴う事柄でしたら、十分あり得ることと考えます。脂肪注入は注射により脂肪を注入する手段ですから、あくまで単独手術で行われるものです。切開重瞼の場合は術野がオープンなわけですから、その場所に脂肪が置けますよね。ただし、私でしたら、切除した脂肪より、吸引した脂肪を移植するという技法で行うと思います。他の場所から脂肪を採取すると余計な傷跡が残るからです。  
しかし、真皮脂肪移植といわれれば他所から切除してそれをもってくるでしょう。しかし、上まぶたへの真皮脂肪は硬くなるという事実から、あまり推薦できる方法ではないような気はします。

術後1ヶ月で再手術をするか否か、ですが、これは難しい問題です。たしかに一般的には十分落ち着く3〜6ヶ月は様子をみると思いますが、こと目については機能の問題(視力)がありますので、あまり障害が強い場合、傷跡が落ち着くなど悠長な事を言っておられず、早めの処置で機能回復を優先する場合があります。
経過の事ですが、私は切開二重手術で組織同時移植はあまりおこなわず、回りの組織の移動や挙筋短縮手術で十分効果を出しえると考えています。ですから、術後1ヶ月くらいで、たいていはかなり美しい状態になります。この手の手術でリカバリーに悩む事はここ10年くいらいありませんでした。
再手術を急いでいるという状態からも、ややトラブった感は受けますが、他の形成外科学会の専門医をお尋ねになりセコンドオピニオンをもらう事をお勧めします。



4回の埋没法で満足できず、今回は切開法の二重手術にトライアルした 
 いのですが・・・。

【主訴】
私は今まで4回二重まぶたの埋没法を行ないました。最後に美容外科の手術をしたのは、今年の春です。その時は、埋没法と脱脂を行ないました。私が思っていたよりも二重まぶたの幅がせまくなってしまいましたので今は、埋没法ではなく小切開を考えています。そこで不安なのは、二重まぶた埋没法との二重の出来上がりの違い、術後の腫れは、どのくらい続くのか、二重の幅は時間が経つにつれて戻らないのかが心配です。そして一番悩んでいるのは病院です。東京で受けようと思っているんですが東京の中だけでも、たくさんの病院があります。小切開をしてもらう上でどこの美容外科病院が評判が良いんでしょうか?ぜひ、回答を宜しくお願いします。

 
【回答】
 切開法は埋没法より完成度が高い二重まぶたの手術法です。通常の切開法は小切開法よりさらに完成度が高くなります。たとえば、加齢によりまぶたの皮膚が垂れ下がってきたような症状が有る場合、厚ぼったく脂肪の多いまぶたの方がすっきりした二重を希望するような場合では、埋没法では限界があり思ったような仕上がりは期待できない事があります。皮膚の余っている場合は小切開では皮膚が切り取れません。したがって通常の切開法のほうがより良い結果をだせるわけです。まぶたの脂肪が多い場合は小切開で有る程度脂肪を除去したり、皮下組織(瞼板前組織)を除去できますが、そのため皮膚が弛んでしまったような場合の矯正は不可能になります。さらに言うなら、厚ぼったいまぶたの場合眼窩内脂肪を取ってもかえって変形することが多く、そのような症例では瞼板前結合組織の切除が良い結果を生み出します。もう一つ一般の切開法が優れているのは、挙筋腱膜を若干短縮したり矯正することが出来る事です。これによってぱっちりした二重にしたり、加齢による眠たい目を修正できます。そこで、埋没でうまくふたえが表現できない場合、次に考えるのは一般切開法です。小切開に比べ術後の腫れも変らないばかりか、傷跡もむしろ自然です。余った皮膚をうまく処置できるため二重の出来上がりも大変きれいに仕上がると考えています。では、なぜ、小切開法というのがあるのか? おそらく、感覚の問題でしょう。我々医師は経験から小切開も一般切開も、術後の経過や痛みなどが変らない事を知っていますが、一般の患者さんは、字配りや音のひびきから小切開は一般切開より簡単で腫れや痛みが少ないという感覚を持っているためと考えます。 切開でもたしかにふたえの巾が徐々に浅くなる皮膚質の方はいらっしゃいます。
 どこの病院が評判が良いかは大変難しいと思いますが、できたら、日本形成外科学会専門医で美容外科を中心に診療を行なっている医師を探しましょう。
 特に医療機関のホームページで医師の履歴がきちんとしている所がお勧めと思いますも。



切開法での手術の傷跡が目立つ(32才 女性)

【主訴】
5年前に切開法でふたえまぶたの手術を受けました。形はまあまあなのですが目をつぶると傷跡が白っぽくしっかり浮いて見えます。お化粧をしている時は目立ちませんが、やはりとても気になります。改善法はありますか?

【回答】
本来美容外科は形成外科の一分野なのです。ですから、美容外科医といえは相場は形成外科専門医と決っているはずなので、その縫合法は芸術的なはずです。肌質に問題がない場合、形成外科専門医がまぶたを縫合すれば傷跡はほとんど分からなくなるのが一般です。しかし、最近では美容外科医といっても、もともと形成外科専門医でない医師も多いのが実情です。
さて、この患者様の場合いわゆる傷跡ですから、最低限度の瘢痕(傷跡)を切除し、丁寧に形成外科的縫合を行えばすむはずです。我々形成外科専門医はときに手術用顕微鏡を使って丁寧に縫合をします。けっして一夕一朝の技ではないのです。



目頭切開の後気に入らなかったので修正の手術を受けたが全く効果が無かった。(23才 男性)

【主訴】
平行型の二重にあこがれ、そこの医師に目頭切開を勧められて切開の二重の手術と同時に名頭切開を受けました。
術後、結果がどうしても気にいらなかったので、手術をした医師に元に戻して欲しいと言ったら、「目頭の開いたところをちょっと切って縫い合わせよう、それで簡単に治るよ。」と言ってくれたので再度代金を払い手術を受けました。しかし、2ヶ月もしないうちに完全に元に戻ってしまいました。これは、もう元には戻せないのでしょうか?

【回答】
目頭切開の方法がZ型形成術でしたら最初行った手術の逆を行えば良いのですが、内田法や切除法の場合、確かに元に戻すのはなかなか難しい場合があります。
このような場合、二重の線の目頭側に沿って小さな三角形を仮想し、この三角皮弁を目頭の開いたところに移動する方法があります。単純に開いた目頭を縫合しても開く方向に力が加わるわけですからそれではすぐに戻ってしまうでしょう。そこで目頭の上の皮膚を下に移動して皮膚を余らせるようにする方法があるのです。一度は試してみる価値はありそうですね。



腫れぼったい一重の修正をきれいにしたかったのにひどく大きな眠たそうな二重にされてしまった。(22才 女性)

【主訴】

私はぼったりしたひとえまぶたが暗いイメージでした。人から「にらまれている感じ」とよく言われていたので、浜崎亜由美のようなぱっちりした大きな目にあこがれていました。ネットで口コミで評判というクリニックに相談にいったところ、「あなたのまぶたは脂肪が多いのでそんなふうになるのです。目の裏側をちょっと切って脂肪を抜き、二重まぶた埋没法で少し大きめの二重をつくりましょう。」と言われました。
なるほどと思い、1週間後に手術を受けました。最初はすごく腫れて内出血の青たんができましたが2週間ほどで落ち着きました。しかし2ヶ月たった今もまぶたが半分しか開かない感じで、とても変な大きなふたえになってしまいました。ぽったりした感じはぜんぜん良くならないばかりか眠たそうな目つきになってしまいました。目を開けているものつらい感じです。手術をした医師のところに行っても「腫れているだけだからいずれはよくなりますよ。」とめんどうそうに言われるばかりです。本当に腫れているだけでいずれはぱっちりしたふたえになるのでしょうか?


【回答】

残念ですが、待ってみてもおそらくあまり改善はしないと思います。
手術をする前のあなたのまぶたの状態は典型的な蒙古民族の特徴をとらえていたのでしょう。あなたのまぶたがぽったりして見えたのは眼窩内脂肪ではなく、まぶたの皮下脂肪が多いことが原因だったと思われます。ですから、まぶたの裏側(結膜側)から眼窩内脂肪を切除しても目の上がへこむだけなのです。さらに「ぱっちりした目元」というのを大きなふたえまぶたをつくると勘違いしたのでしょう、ただでも眼瞼下垂ぎみのまぶたに大きな埋没法のふたえをつくれば、目は半分しか開かなくなる場合もあります。
そこでリカバリー法ですが、まず、二重まぶた切開法でちょうど良い程度のふたえ幅のまぶたをデザインします。けっして大きなふたえである必要はありません。眼窩内脂肪が足りないのなら若干脂肪移植を考えます。
次に瞼板前の組織(脂肪はわずかでほとんどが眼輪筋)を適量切除します。これを切除しすぎると癒着から眼瞼下垂様症状がでてしまします。次に必要に応じて挙筋(眼瞼挙筋:まぶたを挙げる主な筋肉)を短縮します。(正確には挙筋腱膜という膜を短縮するのです)もちろん二重まぶた埋没法の時に埋め込んだ糸はすべて抜糸します。切開をする際、必要最低限の皮膚を切除します。もし、目を大きく見せたかったら、内眼角形成(目頭切開)を同時におこなうのも一考かもしれません。目(まぶた)の美容形成はなかなか難しく単純ではありません。手術に際してはそれを引き受ける医師が解剖学や生理学からも十分説明してくれる医師を主治医に選びましょう。



目頭切開を受けたあと、目頭の部分が鼻に向かって引きつれるような異常な感じになってしまった。(25才 女性)

【主訴】

2年前に埋没法のふたえまぶたの手術を受けました。ところが目頭のところのひだ(もうこひだ)に重なって中1/3くらいは一重となるいわゆる典型的な末広型のふたえになってしまったのです。もう少し目をぱっちり大きくみせたかたので某有名クリニックにいきまいした。
そこのホームページには「評判のめがしら修正」と出ていたため、すぐにカウンセリングに行きました。二重も少し大きめにしてZ型切開の手術を勧められました。内田法やW形成より効果があると言われました。1ヶ月後くらいに手術を受けました。抜糸までは目がひきつり痛みがあり、涙がよく出ていました。手術後2ヶ月は傷跡も赤みが強く、盛り上がったような感じでした。徐々に治まってきましたが、落ち着くはずの目の感じがえぐくなってしまったのです。白人のモデルさんの様な目といえばわかりやすいかもしれません。でも私にはとても似合わないのです。もとに戻すのは無理かも知れませんが、多少なりとも修正は可能なのでしょうか?
手術をして2年が経過しています。

【回答】

これもよくある相談です。目頭を切開するとたしかに目は大きく見えるし二重も派手目になります。なかにはとてもお似合いの方もいらっしゃいます。しかし、日本人には目頭が大きく切れ上がった方が少ない為、おしゃるとおり「ちょっとえぐい感じ」は否めない事もあります。
目頭切開(内眼角形成)はおちつくのに6ヶ月程度かかります。すなわち赤みがなくなり傷跡の硬さが弱まるまで思ったより時間がかかるのです。手術後十分傷跡がおちつけば再手術も化のうです。特にあなたの場合Z形成で手術をおこなっていらっしゃいますので、完全に戻すのは無理でもかなり元に戻す事がかのうです。手術用顕微鏡下手術の設備を取り備えた美容外科専門の形成外科や眼科に相談しましょう。



まぶたの垂れ下がりの手術を受けたのに改善しなかった(61才 女性)

【主訴】

よる歳波に勝てずまぶたが下がってきたのがたいへん気になり、特に夜になるとテレビを見るのも疲れるようになりました。
そこで評判も良さそうな美容外科クリニックをたまたま雑誌で発見し相談に行きました。感じもよろしい先生でしたのでさっそく手術をお願いした次第です。手術が終わって1週間ほどで抜糸の運びとなりました。そのころはまだ腫れもひどくちょっと不安でしたが、1ヶ月ほどで落ち着いてきました。しかし、落ち着くほどにまたまぶたが垂れ下がってきたのです。手術後2ヶ月ほどで再度先生にカウンセリングをお願いいたしました。すると、余った皮膚の切除量が足りなかったのかなあ、ということで再度皮膚を取る手術をすることになりました。しかし、再カウンセリングの際先生のとまどった様なお顔が記憶に残りいささか不安を覚えましたので、御意見を伺いたいと思いました。

【回答】

上まぶたの垂れ込みにたいする皮膚切除術のことを上眼瞼除皺術といいます。この手術の注意点は二重まぶたのところでの皮膚の切除が多すぎると不自然になるということです。というのは上まぶの皮膚は睫毛の生え際から眉毛の生え際まで一定の厚さではなく、二重まぶたのやや上方で急に厚さを増す構造のため、あまり上まぶたの皮膚を切除しすぎるとふたえが厚ぼったく不自然になるのです。
そこで、比較的多量に上まぶたが下垂している症例での手術では、注意が必要です。有る程度まではふたえ線のところで皮膚を切除しますが、まぶたの皮膚の厚さが変るところをみきわめ、それ以上の皮膚切除が必要なら眉毛の直下での皮膚切除が正解になるわけです。
あなたの場合もおそらく眉毛直下の皮膚切除(アイリフト)が妥当なのではと思います。



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