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よくあるご質問

傷跡修正・おでき、ほくろ除去のよくある質問

傷跡修正について

手術の際の切開した痕は目立たなくできますか

A

再度傷跡を切除し、綺麗に形成外科的縫合法で縫い上げます。1年程度でかなり目立たなくなります。

皮膚を伸ばす良い方法はないでしょうか

A

単純な形成外科的再縫合をすることで十分改善しそうです。

ケロイド状の傷跡をキレイに治すことは可能ですか

A

傷跡は綺麗に治る体質の人と、硬く膨らんで汚くなる体質の人がいます。後者の方は酷い場合、ケロイド体質といわれるものです。
治療には、飲み薬(トラニラスト)と保存治療(ステロイドの局所注射)があります。いきなり手術をすると、却って汚く酷くなることがあります。
保存治療を6〜12ヶ月行った上で、必要なら手術という選択がよいでしょう。

数ヶ所に及ぶ傷跡を目立たなくすることは可能でしょうか

A

傷が多数本におよんだ場合、仮に全部形成術を施行したとしても傷跡は細くなるだけで、基本的に自殺痕は残ってしまいます。
1〜2本程度なら、なんとか誤魔化せるかもしれませんが。多数本の場合、過去に酒井形成外科で行った手術として、植皮がありました。
確かに傷跡はより目立つのですが、線状傷が面の傷跡になるため他人からは、やけどの痕や、皮膚腫瘍の手術痕に見えるため「あっ、この人は自殺の経験があるんだ…」とは思われず、「なにか、事故や病気だったのかな…」と思わせる効果があるわけです。数人の患者さまに手術した結果、比較的満足されたようです。
たしかに我々美容形成外科医は、より傷跡を目立たせなくさせるのが仕事ですが、このような場合は、より傷跡を大きくする修正でより良い効果を生むこともあるのですね。

レーザー等の最新医療で傷跡を消すことは出来ないのでしょうか

A

現在のレーザー機器では傷跡を薄くすることはできません。
もし、こんなレーザーがあれば、形成外科という科目は消滅するでしょう。そして、交通事故や外科手術、あるいはにきびの痕に悩まされる人はいなくなるはずですよね。
傷の治りには、やや時間がかかります。傷跡は1年をかけてゆっくり目立たなくなります。おそらく、あなたが最初におかかりになった形成外科ではまず、傷が落ち着くまで「待ちましょう」という意味でこうお答えになったのではと思います。
もし、1年経っても、とても傷跡が目立つようなら、再度傷跡を切除し、形成外科的縫合を行い、6ヶ月〜1年待つと、目立たなくなる可能性があります。
気を付けることは、レーザークリニックなるところで、傷跡を目立たなくできますといって、適当なレーザーを形ばかり打って、けっこう高価な代価を取り、しかし、傷跡は殆ど変化無しといった被害が出ていることです。

手術による赤い傷跡が消えません

A

傷跡というのは、手術ないし外傷後、しばらく赤く硬くなるものです。それは繊維芽細胞が増殖する時期だからです。およそ2〜3ヶ月で最も硬化と赤みがある時期を向かえ、6ヶ月後くらいにやや落ち着きます。そして、完全な落ち着きには1〜2年を要するといわれています。
ですから、もし、時期的な問題でしたら、まず、待つことが大切です。十分期間を経過したものなら保存的治療をしながら、美容的瘢痕形成術を施術するとかなり改善するはずです。

もう一度傷跡を除去する手術を受けたいと思っていますが、その場合は同じ先生にしてもらった方がよいのでしょうか
また、どのくらいの期間テープなどで固定しなければいけないのでしょうか

A

皮膚腫瘍の切除は、ものによっては綺麗な傷跡にするのが難しいこともあります。そんな時には後日傷跡を綺麗に修正するものなのです。しかし、健康保険診療ですとあまりにも価格が安すぎて、一般病院では面倒がられる傾向にあるようです。
また、大きな病院の形成外科では、まだ研修の医師が手術を担当することが多く技術的に未熟なこともあります。(かつては私もそうでしたのであまり大それたことは言えませんが…。)

A

酒井形成外科では、手術当日だけはガーゼ圧迫をすることもありますが、翌日チェックして問題なければ、抜糸まで自分で消毒してもらい、特別なことがない限り通院はしません。
また傷は、肌色テープの塗布のみですので、さほど気にならないと思います。手術翌日から洗顔洗髪はOKです。
抜糸は1週間後ですが、その後もテープ固定をした方が傷跡は綺麗になります。しかし、時にはこれをはずしてお化粧をしても差し支えありません。傷が落ち着くには6ヶ月は様子を見て下さい。

A

確かに教育施設では杓子定規になりやすいことは否めません。
1日だけはこれも必要ですが、それ以降は必要無いと私は思いますし、酒井形成外科ではそれで問題が起こったこともありません。

目頭切開の傷跡を形成手術で目立たなくすることができますか

A

傷跡の程度を拝見してみないと、何ともいえません。
大抵は何とかなることが多いので、一度カウンセリングにいらしてみて下さい。

手術痕についての質問

A

傷跡の場所、程度、あなたの肌質、によって改善度は違うと思います。
診察してみないと何ともいえませんが、改善の可能性はあると思います。形成外科の世界では医師の技術差というのが、もの凄く違う為です。一度診察にいらしてください。

ほくろ

2ヶ月経ってもほくろを取った痕が取れません

A

傷跡の赤みは2〜3ヶ月がピークです。その後3〜6ヶ月で赤みが徐々に消えていきます。

ほくろを取った後、お化粧などはできますか

A

小さな切除縫合が最も綺麗な傷跡になります。
また、切除手術翌日には小さな肌色テープをはるだけで洗顔洗髪やお化粧も可能です。

ほくろはどのような方法で取り除くのですか

A

単純切除で綺麗になります。
勿論、取れたほくろは病理検査により、悪性や変性の有無をチェックします。

ほくろが成長とともに大きくなりました

A

ほくろは成長とともに大きくなります。あまり大きくなりますと、手術もやや大きくなりますので、早めに摘出するのが良いでしょう。

「電気メス」で取り1年は赤みが消えないと言われました

ほくろの切除についてですが、顔の頬に5ミリ程度のほくろがあり、切除を考えています。他の病院で診察したところ、「電気メス」で取り1年は赤みが消えないと言われ、テープも3〜4ヶ月は貼り続けなければいけないと言われました。

A

電気メスもレーザーもほくろを焼き切るという意味では全く同じです。ただ、レーザーの方が格好いいというだけです。
次に傷跡ですが、どんな場合でも必ず残ります、ただ目立つかどうかだけです。
たとえば、にきびができたとします。いずれ排膿して治癒しますが、少々にきび痕として誰でも痕が残ります。もちろん程度の差は個人差があります。中には、あばたになる人もいれば、殆ど分からなくなる人もいるわけです。しかし、誰でも組織学的には瘢痕は残っているのです。
酒井形成外科では5mmのほくろでも、手は抜きません。レーザーや電気メスのように火傷による創傷治癒はあまり綺麗な傷になる筈はありませんので、丁寧に切除し縫合いたします。
肌質がよければ、最も美しい傷跡になるはずです。