アートメイクとタトゥーって何が違うの?

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Happy Helloween ! Trick or Treat !? こんにちは。ナース金崎です。10月も最後となりました。

今日は出勤途中でアニメのキャラクターの仮装をした可愛い子供達の姿を見かけ、朝から微笑ましくなりました。

私は今年、アートメイクのディプロマを取得しました。明日よりクリニックのメニューに正式に加わります。

皆様はアートメイクって聞いたことがあると思いますが、海外ではパーマネントメイクアップと呼ばれています。直訳すると落ちないメイクという意味になります。

しかしアートメイクは落ちます!

そもそもアートメイクとタトゥーって何が違うのでしょうか。

メディカルアートメイクというものは皮膚にニードルを用いて皮膚科0.01mm~0.03mmの表皮に色素を注入するもので、日本では医療行為とされています。これに対しタトゥーは皮下組織まで色素を注入するものです。つまり、注入する深さが全然違うわけですね。

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アートメイク は表皮に色を入れるため、1回の施術ではすぐに落ちてしまい、色素が定着しないので2回施術を受けるのが一般的です。そして施術を止めればしばらくして色素が消えていきます。個人差はありますが大体1〜2年で消えてきてしまいます。そのため2年ごとにリタッチが必要で、その時々の流行に合わせて新たにメイクを変える事ができるんです。

その一方でタトゥーは皮下組織にまで色素を注入して好きなデザインを入れていきます。そのため一度入れたデザインを消すことはほぼ不可能です。しかしそんなタトゥーも部位によってだったり、長い年月と共にぼやけだんだんと薄くなっていくものです。

あとは痛みについても表皮に入れるアートメイクと皮下組織に入れるタトゥーとでは痛みが全く違います。当院のアートメイクは全て手彫りでクリームの表面麻酔を使いますがほとんど痛みはなく、施術中にはほとんどの方が寝てしまう程です。

他に違いといえば、プールや温泉などのレジャーを楽しみやすい事でしょうか。日本も少しづつ国際化がすすんでおり、昔と比べてだいぶタトゥーに関しての理解が得られるようになってきたものの、いまだにタトゥーに大しての世間の目は厳しいものがあります。

似ているようで異なるアートメイク とタトゥー。違いが少しわかっていただけましたか?

アートメイクはれっきとした医療行為ですので、必ず医師在中のクリニックで医師または看護師の施術の元におこなうようにして下さい。

ご興味のある方は当院受付までいつでもお気軽にご相談ください。