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鼻の下を短くする(人中短縮術)

鼻の下を短くする(人中短縮術)手術の概要

鼻の下を短くする手術(人中短縮術(にんちゅうたんしゅくじゅつ))は、鼻と上口唇の境、鼻翼と頬の境の自然な筋に切開を入れ、口輪筋を鼻中隔骨の基部に引きつける方法です。
鼻の下(人中)が間延びしていて、短くしたい方にお勧めできる美容外科の手術です。
鼻の下の皮膚を縫い縮めるだけでなく、口輪筋の形態を直しこれを縫い縮めることが大切です。

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の欠点と利点

鼻の下を短くする(人中短縮)手術のメリット

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)のメリットは、日本形成外科専門医が丁寧に縫合します。
鼻の下が短く見えます。

鼻の下を短くする(人中短縮)手術のデメリット

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)のデメリットとして、傷痕は目立たなくなりますが、完全に見えなくなるわけではありません。暫く傷痕が硬くなることも知っておいてください。

鼻の下を短くする(人中短縮術)手術の手術時間と術後の経過

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)は、1時間程度で終了します。
手術当日はガーゼ等とテープで圧迫します。 手術の翌日に医師のチェックを受け、問題が無いようでしたら傷はご自分で消毒できます。
傷の上にガーゼ等を貼る必要は無く、傷は解放にします。洗顔や洗髪は、普通にできます。ただし、その後はしっかり消毒をします。抜糸は。1週間後に行います。

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)のアフターフォロー

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の傷痕は、術後2週間あたりから徐々に赤みと硬さを増して来ます。術後2ヶ月くらいが最も赤みや硬さが強い時期です。概ね、4ヶ月程度で傷痕はかなり落ち着いてきます。ただし、傷痕が落ち着くのには概ね1年を要します。
傷痕が目立つ時期にもお化粧で十分カモフラージュできますので、傷痕についてはあまり心配しないで良いでしょう。

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の詳細情報

施術時間 約1時間
施術後の通院 翌日傷のチェック。1週間後抜糸。2ヶ月目と6ヶ月目のデザインチェック
腫れについて 1〜2ヶ月で傷痕の赤みと硬さがピーク。3〜6ヶ月程度でやや落ち着く
カウンセリング当日治療 基本的に不可。感染症の血液検査結果があれば可能
入院の必要性 不要
麻酔 局所麻酔

リスク(合併症・副作用 等)

感染
細菌やウイルス等による炎症。
血腫
術後、皮下や臓器からの出血が起こり、血液が貯留することです。
出血
術後やや多い量の出血を見ることです。
内出血
術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。
瘢痕(創跡)
全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。
肥厚性瘢痕(ケロイド)
傷跡の中でも、膨らみや硬さが強いものです。原因は、遺伝性のため術前には防御することができません。ただし、治療法がございます。
色素沈着
瘢痕の一つですが、色素(メラニン)の沈着が主な原因です。
アレルギー
薬剤が原因のものが多いのですが、金属やテープ等でも発症することがあります。
予定形態との差
なるべく患者さまの意見はとりいれるようにしますが、完全な表現は無理がある場合があります。
微妙な左右不対称
人間の体は左右不対称であるため、手術後にも左右不対称は起こりえます。

閉口障害

皮膚の感覚障害

口唇の運動障害

鼻の下を短くする(人中短縮術)手術の手術費用

項目 金額
(消費税込)
人中短縮形成(鼻下を短く) 550,000円
美容的要素のあるものは自費になります。

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の手術の実際

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)のポイント

  • 施術する医師の形成外科的縫合と口輪筋のつり上げ技術が結果を左右しますので、担当医師の話を注意深く聞きましょう

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の術前

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の術前の状態です。

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)の術前症例

術前


鼻の下を短くする手術(人中短縮術)のデザイン

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)では、皮膚の切除は意外に少なめで十分です。

左右の人中の高まり(人中陵(にんちゅうりょう))は、上口唇の2つの高まり(キュービットボウ)と鼻柱基部の左右の端にくるようにデザインし、この位置関係を崩さないように注意します。

鼻の下を短くする手術(人中短縮術)のデザイン

デザイン


切開して口輪筋を露出させます

鼻の下の皮膚を切開切除します。

鼻の下の皮膚を切開切除

口輪筋を露出した所です。

口輪筋の露出

筋弁を作成します

口輪筋の中心(人中窩の部分)を切除し、筋弁を作成します。

口輪筋を切除して筋弁つくる

口輪筋を切除して筋弁つくります


口輪筋のつり上げ

筋弁を鼻中基部の軟骨(ANS)に糸でしっかり固定し口輪筋のつり上げを行います。(ムスクルサスペンション)

軟骨を寄せています

軟骨を寄せています

糸で固定

糸が見えにくいですが、糸で固定しているところです


口輪筋のつり上げと筋肉の縫合が終了した状態です。

口輪筋肉のつり上げと筋肉を縫合

口輪筋肉のつり上げと筋肉を縫合しました


顕微鏡(ルーペ)下に徹底的に丁寧な縫合を施します

形成外科専門医の腕の見せ所です。

マイクロサージェリー(顕微鏡下)による縫合

マイクロサージェリー(顕微鏡下)による縫合


縫合後の状態です。

鼻の下を短くするの縫合後の状態(正面)

縫合後の状態(正面)


鼻柱と上口唇の関係等縫合に際し注意する点は多数あります。

鼻の下を短くするの縫合後の状態(側面)

縫合後の状態(側面)


鼻の下を短くする(人中短縮術)の術後

鼻の下が短くなりました。

鼻の下を短くする(人中短縮術)の術後症例

術後


休診日
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