部分的なリフトアップに対応できる

糸を埋め込んでSMAS（輪郭を支えている筋膜）を強力にリフトアップするスレッドリフト手術にも対応しています。この手術は、ほうれい線・しわ・たるみの低減で、あまり大きな変化を期待していない患者様には適応するフェイスリフトです。

皮下剥離・SMAS吊り上げ・筋膜移植も可能

皮下剥離やSMASの吊り上げ、筋膜の移植などは、若い頃の顔に近づけるフェイスリフト手術です。全身麻酔下で6時間程度を必要とする切開手術で、顔全体をしっかり引き上げるトータルフェイスリフトを実現しています。

丁寧な縫合技術で傷跡まで美しい

フェイスリフト手術で大切なことは、切開した皮膚と皮膚をピッタリ合わせることです。切開した部位の縫合の丁寧さは、仕上がりの美しさに直結し、術後の回復にも大きな影響を与えます。

酒井形成外科では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が丁寧に皮膚を縫合するため、傷跡がとても目立ちにくく、色素沈着も気になりにくいです。

カウンセリング

手術前の診察で、フェイスリフトの内容とメリット、デメリットを含め詳しくご説明します。気になる点やご希望は納得できるまでお尋ねください。なお、カウンセリングの当日にフェイスリフトを受けることはできません。

手術前の検査

院内感染を防ぐため、手術を希望する方には必ず血液検査を受けていただいています。手術の予約は検査から1週間後以降でお願いいたします。

全身麻酔による手術（5時間～6時間）と1泊の入院

手術前にもう一度、形成外科専門医と手術内容や希望の確認を行います。それから全身麻酔をし、手術後は1泊の入院となります。なお、退院時は包帯で顔を固定した状態になっており、腫れも出ていますので、メイクはもちろんですが洗髪・洗顔ができません。

2～4日後に包帯除去

固定用の包帯を除去し、手術後の経過確認を行います。包帯を除去してからは、自宅でも洗髪と洗顔ができるようになります。また、この日から自宅での消毒も行うようになるため、薬剤の処方とやり方の指導があります。

そのため、東京より遠方にお住まいの方は、1週間ほど近くのホテルで宿泊をされる方が多いようです。

7～14日後に抜糸

手術後7日で耳の前の縫合を抜糸、10日では耳の後ろ、頭皮の中の抜糸を行います。ただ、個人差がありますので、抜糸は状態を見て数回に分けて行います。

1ヶ月・2ヶ月・6ヶ月後に検診

手術後の状態や縫合部の確認などを行うアフターケアです。顔の腫れは2～3週間ほどで退きますが、完全になくなるまでには2～4ヶ月はかかります。