輪郭の解剖学



あご(輪郭)で使用する機材や材料のご紹介
3DCT検査
CT検査から患者さまの立体(3D)の骨モデルを正確に表現することが可能です。 かつてのレントゲン検査では分からなかった顔面骨の細かな状態を識別できます。


下顎骨骨切り専用道具
これらは下顎骨骨切り専用道具です。
格段に進歩した高回転型電動のこは、わずか数分で骨切りを完成します。その後多種の機材でディテールを彫刻のように掘り出します。

下あご骨 骨切り専用道具
シリコンプロテーゼ
オトガイ形成(あご形成)でよく使われているインプラントです。
しかし、殆どの症例でシリコンプロテーゼは位置異常があり、かつ顎の骨が陥没していることがわかりました。
酒井形成外科では、プロテーゼではなく、人工骨による手術を行っています。

シリコンプロテーゼ
人工骨ハイドロキシアパタイト
人工骨ハイドロキシアパタイト(アパセラム)は、板状のものやブロック状のもの、さらに顆粒状のものがあり、顆粒は大きな物と中くらいの物、小さいものなどサイズもいろいろ揃っています。
人工骨ハイドロキシアパタイト(アパセラム)には、表面から深部に多数の穴があり、そこに骨を形成する骨芽細胞が入り込み、自骨化が進みます。

アパセラム(人工骨 ハイドロキシアパタイト)
人工骨バイオペックス
人工骨のバイオペックスは、ペースト状から硬化がおこる30分ほどの過程で血液に触れると、後で破壊吸収が起こってしまします。
そこでCTデータから得た患者さまの骨モデルを利用し、あらかじめ無血野でオーダーメードのバイオペックスインプラントを作成し、後日これを移植する方法で使用します。
同じ人工骨でも、ハイドロキシアパタイトは有名な人工骨ですが、ブロックタイプか顆粒タイプのものしかありません。
ハイドロキシアパタイトの場合、美容外科の手術のように微妙なカーブ等を演出するのは、なかなか難しいものがありました。

これはバイオペクスの型です。

硬化したバイオペクス
顔面骨3Dモデル
現在のCTスキャンは、かなり細かいドットの情報の集積です。
これを元にレジン系の高分子化合物をレーザーや細かいドリルによって正確に削り出したものが3Dモデルです。
現在の技術では、ほぼ正確に患者さま個人の実際の頭蓋骨を表現できるといわれています。
3Dモデル上で形作られた人工骨インプラントは、実際の手術で患者さまの骨の上にピッタリと収まります。殆ど寸分の狂いも有りません。

顔面骨3Dモデル
内視鏡コントローラーとTPS(顔面骨切り用電動のこぎり)
内視鏡用コントローラーと光源、TVモニター、TPS(顔面骨切り用電動のこぎり)のコントローラ
専用内視鏡のレンズと3CCDカメラ
わずか直径2mmのレンズから想像もつかないほどの緻密な画像をモニターに表現します。
頬骨削り用手術機械セット
安全のため、内視鏡により確認しまがら専用道具で丁寧に手術が進みます。