婦人科の美容外科手術のよくある質問
小陰唇・大陰唇に関すること
小陰唇が無くて、クリトリスとかがむき出しだと思います。
これは、おかしいことですか?
小陰唇が小さい方は日本人には多いです。また、小陰唇が大きい方で、これを小さくする女性器の手術はよく行っております。
クリトリスがむき出しという人は、まずいません。よく、クリトリス包皮が大きすぎて、これをクリトリスと思い込み、クリトリス肥大だと勘違いしている方がいます。もしかすると、あなたも、クリトリス包皮の余剰が形態の悩みに繋がっているのかもしれません。
ただし、内分泌の異常や染色体異常で、クリトリスがあたかも小さなペニスのように肥大している方もいます。まず、診察を受けてみましょう。
小陰唇のことで悩んでいます。どうも大きいような気がするのです。他の人の小陰唇を見たことがあるわけではないし、通常どのくらいなのかもわかりませんが、大陰唇から出ていて、しわしわです。これは普通ではないのでしょうか?
実は多くの女性は大人になるにつれ、小陰唇が大陰唇から顔を出ようになるものです。時には小陰唇が大きくはみ出て、その形態が嫌だと思う方も多いようです。
もちろん、小陰唇が小ぶりで、大陰唇からはみ出ていない方もいますが、異常ではありません。
小陰唇の大きさに対しては正常の範囲という規律は無いことになっています。しかし、ご自分の形態が嫌であれば、小陰唇縮小手術で改善できますので、形成外科専門医に相談してみましょう。
しかし、傷跡や形態の美しさは担当医師の技量によりますので、少なくとも、形成外科専門医が手がける医療機関での手術をお勧めします。
クリトリスが、皮を被ったまま剥けません。どうしてなのでしょうか?
日本人では、このような方がむしろ一般的といえます。この状態をクリトリス包茎といいます。
無理に包皮を剥こうとすれば、基本的には剥けると思います。また、この状態が問題と感じれば手術で簡単に処置できます。
ヒダが黒ずんで左右全体に大きく広がっていて、下着とかに食い込んで下着から左右のヒダがはみ出してしまいます。
また、ヒダが外側に開いてしまっているため、膣の穴が見える状態でヒダの幅が人よりも大きいように思います。これは歳のせいなのでしょうか?
たしかに年齢が上がると小陰唇は延びる傾向にあります。また、自分で長いことこれを引っ張る癖があったり、下着やパンツで引っ張られてしまう方も小陰唇は延びるようです。
さらに、小陰唇は伸びて長くなると、周囲に色素沈着がおこったり、シワやひだが増えるためとても黒ずんで見えてしまいます。
ヒダは何故あって、何の役割があるのでしょうか?
膣前庭(膣口や外尿道口がある粘膜)を守るためです。また、尿の排泄を一定に保つという働きもあるようです。
ヒダを小さくしてクリトリスが剥けるようにしたいのですが、可能ですか?
もちろん可能です。
丁寧なデザインと細やかな技術で、術後の不自然感を殆ど無くします。一見簡単な手術のようですが、左右の対称感や自然な丸み感など、切除デザインはなかなか難しいものです。
また、「はさみでチョッキン!後は適当に縫って、お終い。」という安易に小陰唇縮小を行っているクリニックも多いようです。手術にどれだけ時間をかけているかを確かめるのも一考でしょう。丁寧にデザイン縫合を行い、2時間程度は必要でしょう。
自転車に乗っている時やジーンズを穿いた時など、小陰唇がこすれて、小陰唇が大きくはみ出ていることがわかり悩んでおります。
そして、はみだして摩擦によるのでしょうか、女性器の色も黒ずんできてしまいました。
上記のような小陰唇の悩みの場合、健康保険は適用されるのですか?
小陰唇縮小手術は病気に適応する手術ではありませんので、自費扱いになります。
カウンセリングでは術前、術後の女性器の写真なども見せていただけるのでしょうか?(仕上がりがとても不安なので…)
お写真は他人のプライバシーにかかわります。つまり、その患者さまがご自分の症例を他人に見せても良いという承諾が必要なのです。酒井形成外科ではプライバシーは完全保護しますので、残念ですが、写真症例はお見せできません。
手術法はメスでの切除ですか?レーザーですか?
レーザーで皮膚を切開すると傷跡が綺麗になると勘違いしている方が多いと思います。レーザーでの切開は熱によるものですので,傷跡はむしろ汚くなります。メスで丁寧に切開し、丁寧に縫合することで最も綺麗な創(きず)を作ることができます。
陰核や、小陰唇の感覚など、変化したりしないでしょうか?
感覚の変化はありません。
縫合もするわけですから、全く無傷というわけではないですよね?どれくらいの傷跡が残るものでしょう?
術後3〜4か月で女性器の傷跡は、殆ど分からなくなります。手術をしたということすら分からなくなるくらいです。
しこり、硬さなどが戻るのはどれくらいかかりますか?
術後3か月程ですが、若干個人差はありますす。
女性器の色も悩みなのですが、色を落とす(肌色に近づける)方法は、ないでしょうか?
そもそも白人以外で、小陰唇が肌色の人はいません。日本人なら大抵は多少色素沈着があるものです。
小陰唇縮小では、小陰唇の色素沈着部分の大半を切除してしまいますので、かなり綺麗になります。また、粘膜以外の皮膚の部分にハイドロキノンを使用してみるのも一考です。
ただし、粘膜ではハイドロキノンが強く作用し炎症を起こすこともありますので注意が必要です。
多くの病院で小陰唇肥大に対する小陰唇縮小手術を行っているようで、どこへ相談に行ったらいいのか、わからなくなってしまいます。
美容外科クリニックの中には、形成外科専門医が手術にあたっている所が少ないようです。小陰唇は粘膜面も多く、縫合技術が低くとも、傷跡に影響が少ないと思っているようです。
そのため、酒井形成外科には他院の小陰唇縮小手術の傷跡の修正が後を絶たないのです。
また、左右対称で綺麗な形態にするデザインも意外に難しいのです。場所が場所だけに「文句を言う患者が少ない」ことをいいことに、はさみでチョキチョキ、サッサッと縫って30分で終わり、なんていうクリニックが多いと聞きます。
もし、きちんとした美容外科医を探したいのなら、まず、日本形成外科学会専門医の資格がある医師による手術が基本です。
つぎに、多くの美容外科クリニックを訪れ、医師の知識や誠意さを比べてみることでしょう。
ただ、甘い言葉や治療費の安さにつられてしまうことのないようにしてください。
美容整形と婦人科はどうして意見が食い違うのでしょうか?
そして何故、婦人科は悩みに対して前向きに解決策を考えてくれないのでしょうか?
ただ様子を見なさいとしか言ってくれません。
これから、大学受験も控えていることですし、煩わしさから早く解放してやりたいのです。
産婦人科の医師は、毎日何十もの女性器を診察しています。そうすると、おのずと女性器の形態は千差万別で小陰唇の大きさなどは大きいものも、小さいものも異常ではないことを、体で知っているのだと思います。
また、彼らは形態を修正する医師ではありません。あくまで子宮癌や婦人科病、あるいは出産、分娩といった疾患に対し治療を行っている医師です。
小陰唇の形態に対しても、太っていることや、一重まぶた、鼻が低い…等身体のコンプレックスを婦人科医に相談するのと同じ視線でしか見てくれないのだろうと思いますし、仮に、手術するといっても、形成外科医のように綺麗には手術することは難しいのだと思います。
酒井形成外科では女性器の悩みも、目や鼻など顔の形態の悩みと同様なレベルで診察、カウンセリングをしています。つまり、いかに美しく見せるかというコンセプトなのです。
婦人科の医師から、ご相談やご紹介いただく患者さまもいらっしゃいます。
小陰唇の悩みは意外に多いものですが、誰にも相談できずにいる方も多いと聞きます。
また、お母様といらっしゃる方も何人もいます。保護者の方と医師と患者さまと3名で十分お話しをすることもできます。
悩んでいるより、カウンセリングにいらしてみてはいかがでしょうか。
保守的考えの医師も多いとは思いますが、新しい考えをも持っている医師もたくさんいます。
ただし、技術的道徳的にすぐれた医師を主治医に選んでください。誇大宣伝でビジネスを基本としている医療機関には十分注意をしてください。
女性器の手術を考えています。
小陰唇については美容外科HPを読ませていただいたので、それ以外の女性器のことを教えてください。
大陰唇の内側、小陰唇との間が弛んでいます。これを綺麗に治すことは可能ですか?
可能です。弛んだ皮膚を切除してしまいます。ただし、傷跡が残らないよう細心の注意を払いながら、形成外科的縫合を行います。
女性器の手術をしても傷跡が目立つでしょうか。傷跡のことが心配です。
女性器といえども基本的にはその方の皮膚です。皮膚は肌質に個人差はありますが、丁寧な形成外科的縫合を行うことで、かなり目立たない傷跡になります。また、女性器の皮膚には余裕があり、他の部位と比べても傷跡は残りにくいと考えます。
自分では小陰唇肥大と思っていますが、実際のところ素人の私には分かりません。最初のカウンセリング時に肥大かどうか、女性器の手術をするほどではない時など、はっきりと言ってもらえるのでしょうか…
もちろん診察はいたしますが、肥大か否かは基本的にご自分の判断によるのではないでしょうか。と言いますのは、女性器に関しては千差万別で、見た目は確かに小陰唇肥大かな、と他人が思ってもご自分で特に障害もなく、問題なしと判断されれば、それは手術の必要性は無いのです。
これに対し、他人がみて普通じゃないの、と思ってもご自分では、引っ張られ感など障害もあり、見た目にも、もっと小さくしたいと判断されれば、手術適応があるというわけです。
医学的には外尿道孔から2cmあればそれ以上は切除しても、排尿に障害は起こらないといわれています。
溶ける糸を使用するのと、抜糸が必要な糸を使うのでは仕上りにも、違いがあるのでしょうか。日数が増えるだけで、術後の違いはありませんか?
溶解糸(吸収糸)は溶けるまで3〜4週間を要しますので、これを使った場合この期間は消毒が必要で、また、性生活も制限があります。
また、ステッチマークが残りやすいため、非吸収糸に比べ、傷跡が残りやすい欠点があります。非吸収糸の場合、2週間で抜糸いたしますので、傷跡は綺麗になりやすく、生活面でもメリットは大きいでしょう。
計何回くらい通院すればよいのでしょうか?
カウンセリング、もしこの時手術をお決めになれば、同時に術前検査をいたします。とすれば次回、来院になる時は手術当日になります。
酒井形成外科では、術後の腫れや出血予防にタイオーバーという処置をいたしますので、術後3〜4日後にタイオーバーを除去しに通院してもらいます。後は、術後10〜14日後に抜糸にいらしていただきます。その後、術後2か月でデザインのチェックを含む経過観察だけです。
カウンセリングから手術などをしていただける先生は1人なのでしょうか?それとも複数いらっしゃるのでしょうか?
複数の医師がおりますが、基本的にはカウンセリングした医師が手術に当たります。どうしてもカウンセリングした医師が出勤しない日に手術ご希望の場合、院長が術前に再カウンセリングし、手術に当たることもあります。
小陰唇肥大の整形の手術中の麻酔というには全身麻酔でしょうか?
また、注射によるものでしょうか?
局所麻酔(歯科の麻酔と同様のもの)です。局所麻酔は注射によるものですが、一度麻酔薬を注射しますと2時間程度は痛みは感じません。小陰唇縮小の手術で、全身麻酔ということはまず行いません。
しかし、術中の安静を目的に静脈麻酔を行い、薬で眠った状態での手術は可能です。これを静脈麻酔といいます。
麻酔の痛み、手術中、麻酔が切れたときの痛みが気になります。
確かに麻酔は痛みを伴います。しかし、ほんのわずかな時間ですし、しかも細い針を使い、ゆっくり注入すれば、痛みはかなり軽減できます。
以前に麻酔で昏睡状態になってしまったというのをニュースで聞いたことがあり不安なのですが...
麻酔事故は何も美容外科の世界だけではありません。むしろ、他科の方が圧倒的に多いでしょう。
まして、局所麻酔の事故は、滅多に起きません。
局所麻酔は、歯医者さんの治療でも頻繁に使われています。医療の場においては局所麻酔は日常的に使用されていますが、その事故というのは殆ど聞いたことがありません。
また、心臓外科や産科、脳外科における高度技術下での全身麻酔では、麻酔事故か、手術の技術事故かは判断しにくいこともあるようです。
局所麻酔はそれほど心配されなくても大丈夫です。
抜糸は痛いのでしょうか?
多少痛みはありますが、どうしても抜糸が嫌なら、吸収糸を利用することもできます。ただし、傷跡の出来上がりが良いのは、モノフィラメントナイロンの非吸収糸です。
痛みについて教えていただきたいです。
痛みが気になるのは、手術直前の局所麻酔だけです。麻酔時間はほんのわずかな時間ですが、どうしても気になるようなら、麻酔中は意識が落ちる静脈麻酔をお勧めいたします。
複数先生がいらっしゃるということは、小陰唇の手術に慣れている先生にお願いすることもできるのですか?
もちろん、可能です。
他の美容外科では、糸が溶けて抜糸の必要も通院の必要もないところがいくつかありました。酒井形成外科では溶ける糸で手術しないこと、縫い方が一箇所を切り取って引っ張って縫い付ける手法ではしないことの、利点や欠点を教えてください。
まず、吸収糸か非吸収糸かの選択ですが、吸収糸では吸収に3〜4週間もかかります。その間消毒や性生活の制限があります。また、縫い後(ステッチマーク)が残りやすいため、傷跡が凸凹になりやすいのです。
これに対し、非吸収糸では抜糸という面倒な作業がありますが、出来上がりが大変綺麗になります。
小陰唇の手術はデザインが複雑で、切開も慎重に行う必要があります。また、縫合も形成外科的技術を要します。丁寧な縫合が、術後の傷跡や形態を美しくさせるためです。形成外科専門医の手術は、これがまさに利点となります。欠点としては、施術してくれる形成外科専門医が少ない事でしょうか。
他院と比べて申し訳ないのですが、なかには女性器の傷跡が産婦人科医にもわからないくらいに綺麗になるというものもありましたが、術後の傷跡の具合はどのような感じになるのでしょうか?
酒井形成外科では、術後2〜6か月後に必ず、再来していただき、手術の結果は必ず診察しています。
他院の抜糸後「通院の必要は一切ありません」と言っているのを聞いて、それでは「綺麗になったかどうか分かるはず無いじゃないか」と思っています。
形成外科専門医によるデザインと縫合では、とても綺麗な結果が出ると信じております。
術後の痛みはやはり残ると思うのですが、どのくらいで緩和されるものなのでしょうか?
抜糸は、麻酔を必要とするほど痛くはありません。まず、ありませんが、どうしてもとなれば麻酔処置もいたしますのどご安心ください。
私は8年前に評判のよかった他の美容外科クリニックで小陰唇の手術をしました。しかし、それでもまだ飛び出している感じがしています。
これを治すのには、やはりまた切ればいいのでしょうか? もしかしたら、私は大陰唇の脂肪が少ない気がするので、それが原因なのでしょうか?
とても悩んでおり、よい方法があれば教えていただきたいのですが…。
あなたと同じような相談の方の手術後の抜糸をしたことがあります。
この方は他院の2か所で2回手術を受けていましたが、やはり気になり女性器の修正手術を依頼されてきたのです。確かに、小陰唇は切り過ぎると排尿の障害が出たりするため注意は必要ですが、あまりに少量の切除は効果がありませんよね。
今度はしっかりデザインしてから手術をいたしました。抜糸時はまだ腫れがあり、完全なデザインチェックはできませんが、本人はすでに満足していたようです。
大陰唇が貧弱という方もいますが、逆に「もりまん」が嫌だ、という方もいます。あまり、小陰唇の形態には関係が無いと思います。
小陰唇肥大による女性器の手術についていくつか教えていただきますでしょうか? まず、痛みが心配です。麻酔は痛みがあるだろうと思っているのですが。
たしかに、麻酔注射はわずかに痛みを伴います。しかし、ほんのわずかな痛みのようです。それでも、どうしても痛みが嫌とおっしゃるなら、麻酔注射の時だけ静脈麻酔ということも考えられます。
タイオーバーという圧迫を外す際も、痛みを伴うのでしょうか…。 抜糸においては、どのHPでも、かなり痛みがあると書かれています。
タイオーバーを外す時、そして抜糸には、それぞれどのくらいの時間がかかるのですか?
タイオーバーを外すには1分もかかりません。
抜糸はやや時間がかかります。それというのも、細い糸で丁寧に縫合するからです。丁寧に縫合しないと、小陰唇の辺縁がギサギサする変形が残るためです。 多少チクチクするようですが、皆さんはさほど辛いとは言っていません。
また、それは看護婦さんがしてくれるのですか?
先生がしてくれるのですか?
抜糸は当然医師の仕事です。
美容外科のHPの中に2週間でSEXも大丈夫と記載がありましたが、それは見た目的(傷、色など)にも2週間でキレイに治っているということでしょうか?
やはり腫れなどがあり見た目が自然な感じになるには2か月を要します。SEXも大丈夫というのは、傷の治癒としてです。
ただ、手術後の状態はあまりパートナーにも見られたくはないと思います。そう考えると、実際には少なくとも1か月まではSEXは見合わせた方が無難でしょう。
痛みが心配です。
抜糸、タイオーバーで痛みが辛い場合、その時にも麻酔をしてもらうことは可能ですか?
抜糸では、麻酔が必要なほど痛いといってくる方は今まで一人もおられませんでした。 酒井形成外科では、毎月3〜5名くらいの患者さまが女性器の手術をしていますが、タイオーバーも違和感程度で、痛みに耐えられないと、再診した方はいまだおりません。
すごく恥ずかしい悩みなのですが、女性の性器は小陰唇が大陰唇に隠れていて、俗に言う割れ目が綺麗にありますよね?私の女性器は、小陰唇と陰核包皮が大陰唇からはみ出ている状態ですごく見た目が気持ち悪いです。
すごく悩んでいて好きな人とも付き合うことが出来ません。こんな女性器って私だけなのだろうか?と思うとすごく辛い気持ちで一杯になります。
小陰唇は大陰唇から1cmくらい出ています。
このような女性器の悩みを持っている方は今までにいましたか?
一般の女性で成人すると、小陰唇は若干大陰唇からはみ出ることが多いようです。その程度に異常はないとされています。すなわち、大陰唇から全くはみ出ないほど小陰唇が小さくとも、しっかり大陰唇から小陰唇やクリトリスがはみ出ている方も生活上問題がなければ正常というわけです。
しかし、外観に対するコンプレックスはなにも女性器に限ったことでは無く、目でも鼻でも口でも同じことです。これを修正するのが形成外科や美容外科というものなのです。もし、あなたが性器にコンプレクスをお持ちであれば形成外科で相談してみましょう。なるべく良い形態に修正してくれるはずです。
小陰唇縮小手術のことで、質問があります。
美容外科HPで見た所によると、術後3日目くらいまでガーゼで形を整える、とありましたが、その間はシャワー等も浴びられないのでしょうか?
またトイレに行った際に女性器が不潔になるようなことはありませんか。
シャワー浴は、陰唇縮小手術の翌日からできます。おしっこは基本的に無菌状態です。
ひょっとすると水道水より綺麗かもしれません。おしっこが不潔という心配はありません。しかし、大便には、ばい菌が多いので傷口につかないよう処置をして下さい。
日本の水道水は、消毒液以上に細菌の数が少ないため、これで傷跡を洗浄してもまったく問題はありません。かえって清潔を保てます。ただし、ガーゼは濡れますので、ドライヤーで早めに乾かしましょう。
希望があれば1度の通院も可能ですか?
基本的にカウンセリング、手術希望でしたら当日血液検査そして手術当日、タイオーバー除去日、抜糸日の計4日の通院は最低必要です。また術後1〜2ヶ月後の状態観察は、医師として患者さまの管理には必要と思います。
術後はどのくらいで帰宅できますか。
陰唇縮小手術の手術後1時間ほどお休みになった後帰宅できます。 出血などの確認をするためです。
次の日に仕事に行くことも可能でしょうか。
大丈夫だとは思いますが、1日くらいは安静のほうが無難かもしれません。
小陰唇縮小手術までの流れ、術後の対応などについて詳しく教えていただけないでしょうか?
もし手術を受けてもきちんとプライバシーは守っていただけるのか。手術後に、不快感や、違和感、形が綺麗にいかなかった場合など気になります。
やはり、場所が場所だけに誰にも相談できず、失敗も怖いので、美容外科の手術の上手な先生がいらっしゃれば教えていただきたいのですが。
酒井形成外科は、小陰唇の手術について大変多くの症例があります。術後出血やタイオーバーの安定など、アフターケアも丁寧さが必要です。手術を担当する医師は、抜糸までしっかりフォローを致します。また、個人情報保護法に則り、きちんとプライパシーも守れますので、その点もご心配ありません。術後2〜3日後に1回診察処置をいたします。
小陰唇肥大以外にも、分娩時の外傷後の傷跡、奇形にも対応しています。さらに他院での小陰唇縮小手術後の修正手術も取り扱っています。
遠方の患者さまの場合は、2〜3日近隣のホテルで待機してもらう事があります。当院にも提携ホテルがありますのでお気軽にご相談下さい。
抜糸は、溶解糸を使用した場合は必要ありませんが、非溶解糸を使用した場合2週間後に抜糸をいたします。非溶解糸の方が、傷跡が綺麗に仕上がります。
抜糸は近くの形成外科に紹介するか、ちょっと大変でも日帰りで当院に来院してもらうかを選択していただきます。さらに術後2か月目に完全に腫れが退いた状態を観察させてもらえば幸いです。
問題なければ、その他の通院は必要ありません。
小陰唇形成の手術の流れや費用などについて
小陰唇形成の美容外科手術の費用で、小範囲と拡大範囲とありますが、この「範囲」というのは何のことなのでしょうか?
小陰唇の切り取る範囲が大きいと手術の内容や費用が異なるということでしょうか。
小陰唇といっても個人差が大きく、当然手術範囲も大きく異なります。
小陰唇は、陰核も下に続くいわゆる小陰唇と、陰核包皮に続く上の方の皮膚のひだがあり「副皮」と呼ばれています。小陰唇のみの手術の場合もありますが、陰核包皮や副皮の切除も必要な事があり、前者を小範囲、後者を拡大範囲と便宜上呼んでいます。
また、何cm切り取っていくら、という大体の目安を教えていただけると助かります。
小陰唇のみの形成は、小範囲年の価格(価格の項を参照)としています。
副皮も同時に切除の場合は、拡大範囲の価格(価格の項を参照)となります。クリトリス形成、クリトリス包皮加算は僅かですが加算されることがあります。
小陰唇縮小手術ですが、これは珍しい手術なのでしょうか。
珍しい手術ではありません。むしろオーソドックスな手術の一つといえます。
手術の日程について教えてください。
ただ、場所が場所なだけにあまり何度も人目に…という気持ちがあります。
小陰唇縮小の場合、どのようなスケジュールを立てられていますか?
まずはカウンセリングだけ、日を改めて手術をするのでしょうか?
一般的には、まず患者さまは担当医と面談、カウンセリングを受けていただきます。患者さまが必要と感じ手術治療を希望なされば、手術の予定を組みます。同時に血液検査を行っておきます。ただし、諸事情によりどうしてもカウンセリング当日手術希望の場合は、予めカウンセリングと手術の予定を予約してください。血液検査は、当日最低限度の検査で手術を用意いたします。詳しくは受付までお尋ね下さい。
手術にかかる時間も気になります。
また入院が必要な手術なのか、通院だけでよい手術なのか。術後の処置や診察の為の通院も必要でしょうか?
小陰唇縮小の手術時間は、1時間程度です。綺麗に縫い込むのには、やはり時間がかかるものなのです。入院は必要ありません。
小陰唇縮小の手術後3日目に術後観察とタイオーバーという腫れや出血予防の抗生剤ガーゼを取り除きに来院してもらいます。その後は10〜14日後に経過観察と抜糸に来院していただきます。
この時点ではまだ腫れています。最終確認は術後2ヶ月目に行います。
小陰唇を小さくする女性器(小陰唇縮小)の手術を考えています。手術から完治するまでどのような流れになるのか具体的に教えてください。
まず、カウンセリングを受けます。手術の注意点やデザインをお話します。
女性器の手術を希望なさる場合は、まず血液検査を受け、手術日を予約します。
小陰唇縮小手術の当日、手術は丁寧に1時間程度をかけます。腫れや出血を防ぐタイオーバーというガーゼを当てます。これは自分では取れません。
手術後3〜4日目にタイオーバーを除去します。
もし、溶けない糸を利用した場合、術後14日〜20日くらいの間に抜糸に来院します。抜糸後は1〜2ヶ月後デザインチェックです。
溶ける糸は抜糸の必要はありませんが、糸が溶けるまで時間がかかり、 傷跡が残りやすくなります。また、完全に糸がとけるまでは原則として消毒が必要になります。またプールや温泉につかることはできません。
溶けない糸の場合、ある一定期間で抜糸をするため、傷跡は綺麗になりやすく、抜糸後は入浴など自由です。
性行為は、1ヶ月程控えた方が良いでしょう。術後2〜3週間で概ね全ての運動は自由に行ってよいはずです。
膣口に関すること
このような場合、どのような対処が好ましいのでしょうか? なかなか質問しにくい内容のため、人に相談できずここまで来ました。今、病院に行くことができないのでメールにて相談いたしました。
処女膜がやや硬い方がいるようです。先日も同様の悩みの方が来院され、診察したところ、やはり処女膜が硬く指がやっと通る程度のものでした。早速、処女膜切開の手術の予定を組んで行かれました。
まず、診察にいらしていてはいかがでしょうか。
小陰唇が無い方は、まず、いらっしゃらないので、小陰唇が小さな方なのでしょうね。クリトリスは出ていてもなんら問題はありません。韓国ではクリトリスをむき出すような手術が流行っていると聞きました。診察してみないとあなたの性器の外見が異常かどうかははっきりとは分かりかねますが、おそらく、正常範囲ではないかと想像します。/p>
私は今二十歳の大学生なのですが、高校生の頃からの悩みがあります。
生理前〜生理中、あとセックスをしている時など、膣から、ブーブーとおならみたいな音が鳴るのです。
常に鳴っているわけではなく、生理の時だったら寝ている状態から起き上がった時、腹筋に力を入れた時とかに鳴るのです。
また、湯船につかると、膣の中にお湯が入るみたいで、湯船から出ると、膣から水が出てきます。
膣が緩んでいるのかな?とも思ったのですが、性経験も浅く、もちろん出産もしていないので、何故こんな事が起こるのかわからなくて… これは治せるのでしょうか?
セックス中、膣がブーブー鳴ることを一般に「ブイブイ言わせる」というようです。あまりに有名な言葉ですが、語源はこんなところにあったのですね。
また、入浴の後、膣から水が出るのもそんなに珍しいことではないようです。
つまり、あなたの症状は「ごく一般的な女性」ということですね。
ただし、たしかに膣が緩んでいてセックスに支障があるようなら、膣縮小術(膣縫縮術)という美容外科の手術法があります。
今、30歳前半未婚です。数年前、乳がんの検査と一緒に子宮ガンの検査をしました。膣に器具を挿入した時、それが細いものにも関わらず涙が出るほど痛く、奥まで到達させることが出来ず先生も諦めて結局診察は出来ずに終わってしましました。
担当の先生がおっしゃるには、奥の方が下だか横だか曲がっているとかなんとかで入れにくい形だとおっしゃっていました。「ま、そのうちにね。」という言葉がこの歳になってまで未経験の私にはものすごくショックでした。
この先のトラウマになりかねないと懸念しています。その前に何か対処できることなどあるのでしょうか。特に心配することはないのでしょうか?
まったく心配いりません。膣入り口には処女膜(粘膜のひだ状のもの)があり、人によりまるでフタに5mm程度の穴が2〜3個開いているような形態の方もいます。
最初の性交でこれが破けるわけですが、もともと粘膜ですので、すぐ傷は回復してしまいます。
そのとき処女膜は、破けた状態を維持しこれを処女膜痕といいます。数回の性交で、かなりしっかりした処女膜の方であっても、もはや痛みは無くなります。非常に珍しい症例で、なかなか処女膜が十分開放しない患者さまもいらっしゃいます。この場合は、小さな処女膜切開手術で簡単に治癒します。
また、出産をされると、この処女膜痕も殆ど無くなり、経産婦の方では大きく膣口が開いている状態のことが多いようです。
膣は、人によりいろいろな方向に向いています。しかし、性交にはまったく支障はきたしません。婦人科検診で膣の中から外子宮口を観察するには器具を挿入しますが、患者さまが痛がったりすると、とても外子宮口を充分に見えないと思います。
あなたの場合も婦人科の医師が「曲がっている」と言ったのですから、多少はその傾向にあるのかもしれませんが、むしろ検査を痛がり、力が入り過ぎたり、おしりが上がってリラックスした体位が採れなかったのが原因と思います。
考えても見れば、子宮〜膣は出産時産道を形成しこぶし二つ分の赤ちゃんの体が十分通過でき、決して破れるようなことは無い組織器官なわけですから、粘膜筋肉はかなり余裕があるはずです。
いずれ愛する方とのセックスをご経験されると思いますが、愛情がすべてを克服するばかりでなく人生最大の喜びを手に入れることも「夢ではない」はずですので、その時を「楽しみに」しましょう。トラウマもきっと乗り越えられます。
女性器の手術に関する一般的なこと
小陰唇縮小手術の抜糸についてなのですが、他院のHPによると、一週間から10日間で、抜糸するようです。
酒井形成外科が2週間と決めているのには、何か理由があるのでしょうか?
場所が擦れ易いということもあり、傷口の離開を最小限度にするためやや抜糸を遅らせています。
糸がわずらわしい場合など、10日ほどで抜糸していただくことも可能ですか?
創傷治癒が十分進んでいるようなら、10日での抜糸も可能です。 診察した上でこれを決めます。ただ、糸がついていてもそれほど煩わしさは無いようです。
抜糸には、1時間以上かかるのでしょうか?
10分程度です。
抜糸時の麻酔のことですが、抜糸後に注射するのではなく、痛みが辛い場合、抜糸前に麻酔注射をして、抜糸することも可能でしょうか?
可能です。
痛みが心配です。抜糸、タイオーバーで痛みが辛い場合、その時にも麻酔をしてもらうことは可能ですか?
処置に局所麻酔をすることは可能ですが、いままで、麻酔を要求された患者さまはおりませんでしたので、それほど酷い痛みは無いのだろうと思います。しかし、ご要望があれば麻酔も致します。