下層ページキービジュアル

豊胸バッグ除去豊胸で入れたプロテーゼを取り除きたい

美容整形は東京の酒井形成外科・美容外科 > 診療ページ > 美容外科 > 乳房 > 豊胸バッグ除去豊胸で入れたプロテーゼを取り除きたい

最終更新日

豊胸バッグ除去とは

豊胸用乳房シリコーンプロテーゼは柔らかさの追求のため、コヒーシブ・シリコーンを使っています。これは、液体シリコーンを柔らかいバックで包んでいますが、シリコーン分子がつながっているため、バックが破損してもシリコーンが流れ出さないという優れものです。
しかし、バックが破損しなくても、経年変化により、バックの表面にシリコーンが染み出してくることは以前から分かっていました。どうやら、この染み出しシリコーンをリンパ球が貪食どんしょく(細胞内に取り込む)し、リンパ節に運んでいるようなのです。安全といわれていたのですが、現時点でもその神話は崩れてきたように思われます。
このような豊胸術後の心配のため、豊胸バックを除去することを決心する方も増えているようです。

豊胸バッグ除去とは

豊胸バッグ除去の欠点と利点

豊胸バッグ除去のメリット

豊胸バッグ除去のメリットは、自分の乳房の正常化が可能です。とにかく変形したり痛みがあったりすればプロテーゼは除去するしかありません。プロテーゼによる豊胸術後の乳房の悪性腫瘍の発生を防ぎことができます。

豊胸バッグ除去のデメリット

豊胸バッグ除去のデメリットは、乳房下線に傷跡がわずかに残ることです。
乳房は元通りの小さなものに戻ってしまうだけでなく、以前より乳房の皮膚に張りが無くなることがあります。

豊胸バッグ除去の手術時間と術後の経過

豊胸バッグ除去の手術は、局所麻酔で1時間程度かかります。無意識状態を規模寿される方は静脈麻酔も可能です。
乳房全体の圧迫は、包帯で2〜3日行います。その後、4〜5日でバストバンド圧迫に変更します。
豊胸バッグ除去の抜糸は、術後10日目頃を見計らいます。

術後経過とアフターフォロー

豊胸バッグ除去の傷跡は、1〜2ヶ月目が最も目立ちます。少し盛り上がり赤みも強いでしょう。6ヶ月もすると、平らになり赤みは茶味に変わることが多いと思います。
術後1〜2年で傷跡はかなり落ち着きます。

アフターフォローの説明をしているスタッフ

豊胸バッグ(プロテーゼ)除去手術の実際

酒井院長
酒井院長
渡部医師
渡部医師

乳房下線を切開

豊胸バッグ(プロテーゼ)除去の手術では、通常は乳房下線に沿って5cm程度の切開を入れます。
全身麻酔下であれば、腋窩えきかからのアプローチでも手術は可能です。

豊胸プロテーゼの抜去

慎重にプロテーゼの皮膜(カプセル)に至り、これを切開し古いプロテーゼを抜去します。

皮膜(カプセル)を確認し、中になるプロテーゼを破損しないように丁寧に剥離はくりします。つづいて、プロテーゼを丁寧に除去します。

豊胸プロテーゼの抜去

豊胸バッグ除去手術の詳細情報

施術時間1時間程度です。
施術後の通院術後1〜3日後に消毒等で来院します。術後7〜10日後に抜糸を行います。
腫れについて傷跡は1〜2ヶ月目が最も目立ちます。術後1〜2年で傷跡はかなり落ち着きます。
カウンセリング当日治療
入院の必要性不要
麻酔硬局所麻酔、静脈麻酔
洗顔・洗髪・シャワー浴手術次の日から可

リスク(合併症・副作用 等)

感染細菌やウイルス等による炎症。
血腫術後、皮下や臓器からの出血が起こり、血液が貯留することです。
出血護後やや多い量の出血を見ることです。
内出血術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。
瘢痕(創跡)全ての皮膚切開創は、多少の傷痕が残ります。肌質的に目立つ人もいます。
肥厚性瘢痕(ケロイド)傷痕の中でも、膨らみや硬さが強いものです。原因は、遺伝性のため術前には防御することができません。ただし、治療法がございます。
色素沈着瘢痕の一つですが、色素(メラニン)の沈着が主な原因です。
アレルギー薬剤が原因のものが多いのですが、金属やテープ等でも発症することがあります。
予定形態との差なるべく患者さまの意見は取り入れるようにしますが、完全な表現は無理がある場合があります。
微妙な左右不対称人間の体は左右不対称であるため、手術後にも左右不対称は起こりえます。
乳房内の石灰化

豊胸バッグ除去の手術費用

項目治療内容金額
(消費税込)
豊胸プロテーゼ抜去他院施術乳房プロテーゼを抜去550,000円

美容的要素のあるものは自費になります。

このページの監修医紹介

院長 酒井 倫明

院長

さかい みちあき

酒井 倫明

日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会 領域指導医取得
美容外科分野指導医認定証
医学博士号取得
昭和大学非常勤講師
千葉大学非常勤講師
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会 会員
日本再生医療学会会員
日本皮膚科学会 会員
日本美容医療協会会員
日本臨床形成美容外科医会 会員