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人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻術

人工骨を利用した隆鼻の概要

ハイドロキシアパタイト(人工骨)による隆鼻は激しいスポーツをする為プロテーゼがずれる可能性があるという方に最適

現在、人工骨には数種類の材質があります。その中でもハイドロキシアパタイトは有名です。ハイドロキシアパタイトの顆粒を鼻骨骨膜下に移植することにより隆鼻ができます。

ハイドロキシアパタイト(人工骨)による隆鼻は、鼻へプロテーゼを入れたくない、激しいスポーツをする為プロテーゼがずれる可能性があるという方に最適で、いずれ自家骨に変わる人工骨のハイドロキシアパタイトを利用して鼻根部を高くする方法です。


人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の概要

プロテーゼによる隆鼻の場合、激しい外力が加わると変形する恐れがあります。
よくスポーツをされる方、特にアスリートの方ではプロテーゼを使わず隆鼻をしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。このような場合、人工骨であるハイドロキシアパタイトを利用して鼻根部(鼻の根元)を高くすることができます。
人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術による人工骨は、2〜5年後にほぼ自分の骨に置き換わります。同時に耳介軟骨移植で鼻尖部を尖らせれば、すべてご自分の組織で鼻を創ることもできるわけです。

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の欠点と利点

人工骨を使用した隆鼻手術のメリット

人工骨を使用した隆鼻手術のメリットは、いずれは自家骨になるためプロテーゼのような劣化はありません。
骨で鼻根部が高くなるという自然感があり、激しいスポーツにも対応できます。

人工骨を使用した隆鼻手術のデメリット

人工骨を使用した隆鼻手術のデメリットは、ハイドロキシアパタイトは顆粒ですので、固着に時間がかかることです。完全固着まで、移植部への外力には注意が必要です。おおよそ固着するまで、シーネによる固定が必要なことも欠点です。
また、一度固着するとなかなか修正が困難です。表現がやや直線的で、プロテーゼによる隆鼻術のような曲線の美しさに欠けます。

人工骨を使用した隆鼻手術の術後経過とアフターフォロー

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術は、1時間ほどで終了します。術後1時間ほどお休みいただいた後帰宅できます。術後1週間は鼻根部にシーネ(当て物)で固定をします。
ハイドロキシアパタイト(人工骨)は2週間程でおおよそ固着しますが、完全に固定されるまでには2ヶ月を要します。
腫れは、概ね2週間で落ち着きますが、完全な落ち着きには1〜2ヶ月は待ちましょう。抜糸は10日目です。

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の詳細情報

施術時間 約1時間
施術後の通院 翌日傷チェック。1週間でシーネ固定外し。10日目抜糸。1ヶ月目、2ヶ月目、6ヶ月目にデザインチェック
腫れについて 概ね2週間。完全に引くには1〜2ヶ月
カウンセリング当日治療 基本的に不可。感染症の血液検査結果があれば可能
入院の必要性 不要
麻酔 局所麻酔

リスク(合併症・副作用 等)

感染
細菌やウイルス等による炎症。
血腫
術後、皮下や臓器からの出血が起こり、血液が貯留することです。
出血
術後やや多い量の出血を見ることです。
内出血
術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。
瘢痕(創跡)
全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。
肥厚性瘢痕(ケロイド)
傷跡の中でも、膨らみや硬さが強いものです。原因は、遺伝性のため術前には防御することができません。ただし、治療法がございます。
色素沈着
瘢痕の一つですが、色素(メラニン)の沈着が主な原因です。
アレルギー
薬剤が原因のものが多いのですが、金属やテープ等でも発症することがあります。
予定形態との差
なるべく患者さまの意見はとりいれるようにしますが、完全な表現は無理がある場合があります。
微妙な左右不対称
人間の体は左右不対称であるため、手術後にも左右不対称は起こりえます。

人工骨の位置異常

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の手術費用

項目 金額
(消費税別)
人工骨(アパセラム(ハイドロキシアパタイト))による隆鼻 45万円
美容的要素のあるものは自費になります。

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の実際

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻術の手術のポイント

  • 鼻骨骨膜(はなぼねこつまく)の剥離(はくり)は限局的に行う
  • シーネで最終的に形を整えるため、シーネはしっかり形成する
  • また、シーネ固定は厳密に行う

人工骨(ハイドロキシアパタイト)と挿入注射器

人工骨(ハイドロキシアパタイト)はセラミックの一種で、多数の微小な孔が存在します。この孔から骨を作る細胞が侵入し、自家骨に変化していきます。

人工骨(ハイドロキシアパタイト)はセラミックの一種

隆鼻で使用する人工骨(ハイドロキシアパタイト)は、比較的小さな顆粒で細い注射器を利用して挿入していきます。

注射器

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の術前

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の術前症例

術前

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の術前症例

術前


人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術のデザイン

人工骨(ハイドロキシアパタイト)の挿入予定位置をマーキングします

人工骨の鼻への挿入予定位置

人工骨の鼻への挿入予定位置


人工骨(ハイドロキシアパタイト)の挿入移植

注射器のシリンジ(円筒形の筒)にピンセットで人工骨(ハイドロキシアパタイト)を装填しています。

注射器のシリンジ(円筒形の筒)にピンセットで人工骨(ハイドロキシアパタイト)を装填

ピンセットで人工骨を装填


ブランジャ(可動式の押子)で人工骨(ハイドロキシアパタイト)を挿入移植します。

ブランジャで鼻へ人工骨(ハイドロキシアパタイト)を挿入

ブランジャで鼻へ挿入


鼻をシーネで固定する

シーネによる鼻の固定はちょっと大げさに見えるかもしれませんが、とても重要です。

シーネによる鼻の固定

シーネによる鼻の固定


人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の術後

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の術後症例

術後

人工骨(ハイドロキシアパタイト)を使用した隆鼻手術の術後症例

術後