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グラマラスライン形成(下眼瞼(下まぶた)の下方牽引)

グラマラスライン(下眼瞼(下まぶた)の下方牽引)とは

グラマラスラインとは、下眼瞼が下方に弧を描くような形態を指します。これにより、いわゆる「垂れ目系」なフィーリングを醸し出しています。

白人系民族(コーカシアン民族)は、日本人より目が大きくパッチリした感じに見えます。
その理由は蒙古系民族に比べると眼球そのものが大きいことやしっかりした二重まぶたであることもありますが、下眼瞼のグラマラスラインも理由の一つかもしれません。

下眼瞼(下まぶた)が、下方に牽引されれば、黒目(ひとみ)の露出が増えるため目が大きく感じられます。
しかし、下眼瞼(下まぶた)が下方に牽引され過ぎれば、いわゆる「三白眼」や「あかんべー顔」(シルベスター・スタローン顔)になってしまいます。

白人系民族に多いグラマラスラインの例

白人系民族に多いグラマラスライン


グラマラスライン形成手術の概要

グラマラスライン形成手術は、下眼瞼縁のきわに切開を行い、LER(Lower eyelid retractors)を短縮し、これに伴う眼瞼縁の皮膚を少量切除します。

老化とともに下眼瞼(下まぶた)が垂れ込むようになります。中には、下眼瞼ではいわゆる「あかんべー変形」をおこし、眼瞼結膜が露出している方もいます。
上下の眼瞼縁が正常に保たれるには、上方では挙筋腱膜、下方ではLER(Lower eyelid retractors)、目頭側では内眼角靱帯、外側では外眼角靱帯がしっかり機能している必要があります。
ここで、LERに対し若干下方への牽引力を高めると、下眼瞼縁は弧を描くように下へ移動します。これにより、目つきが垂れた感じで優しさが出るとももに、黒目が大きく見えるようになります。

グラマラスライン形成の欠点と利点

グラマラスライン形成のメリット

蒙古系民族の日本人には似合う人がいませんが、白人系(コケージアン)の目鼻立ちがしっかりした方の場合は、より目が大きく見えることです。

グラマラスライン形成のデメリット

グラマラスライン(下眼瞼(下まぶた)の下方牽引)手術のデメリットは、加齢とともにアカンベー変形が起きやすくなることです。
蒙古系民族は釣り上がり目ですので、グラマラスラインがあると違和感を覚えます。なんとなく白人系に憧れご自分が蒙古系であることを忘れてグラマラスラインを形成することは避けるべきでしょう。

グラマラスライン形成に反対する形成外科医師の意見とは…

下眼瞼(下まぶた)は、加齢とともに垂れ込む傾向にあります。 アジア人では少ないのですが、白人腫では老人になると多かれ少なかれ垂れ目が著しくなり、下眼瞼が下方に牽引され過ぎて、眼瞼粘膜が見えてしまう場合(アカンベー変形)もあるようです。
このように加齢とともに垂れ目系になっていくのは、誰でもほぼ同じ道をたどるため、グラマラスラインを形成すると、この変形の危険性が増すのではないかという意見があります。

白人種の老人に下眼瞼の外反が起こりやすいのは、白人種がもともとグラマラスラインが強調されている目つきだからだという意見もあるわけです。確かに、シルベスタ・スタローンという有名な俳優は若い時から、かなりはっきりしたグラマラスラインがありましたよね。

将来、患者さまに変形の危険性のある手術は医師として推薦すべきでないという保守的な意見もそれはそれで一理ありと言えるわけです。
しかし、グラマラスライン形成後、加齢により下眼瞼の変形(アカンベー変形) が起こった場合、その際に眼瞼外反修正手術をすれば、一応問題は解決できるとも考えられます。

グラマラスライン形成の手術時間と術後経過

グラマラスライン形成での手術時間は、両側で2時間程度です。
グラマラスライン形成での抜糸は、術後1週間目に行います。
グラマラスライン形成による腫れは、2週間程度強く出た後、徐々に落ち着きます。手術による内出血色は、2週間程で吸収されます。
術後1週間は、下眼瞼部にテーピングを行うようにします。洗髪洗顔は、手術の翌日から可能です。
手術による傷跡は、おおよそ3ヶ月程で目立たなくなります。

グラマラスライン形成のアフターフォロー

グラマラスライン形成手術の術後1時間ほどお休みになった後ご帰宅できます。
手術の後1週間程度は、テーピングが必要です。
グラマラスライン形成での抜糸は、術後1週間目で行います。その後はお化粧等可能になります。
グラマラスライン形成での術後チェックの通院は、術後2〜4週間、術後2〜4ヶ月、術後1年に行います。
切開瘢痕は、術後2ヶ月程度はやや目立つことがあります。術後6ヶ月程度でほぼ落ち着きますが、それまではお化粧でカモフラージュできます。

グラマラスライン形成の詳細情報

施術時間 両側で2時間程度
施術後の通院 翌日傷のチェック。1週間で抜糸。術後2〜4週間、術後2〜4ヶ月、術後1年にデザインチェック
腫れについて 切開瘢痕は、術後2ヶ月程度、術後6ヶ月程度でほぼ落ち着く
カウンセリング当日治療 基本的に不可。感染症の血液検査結果があれば可能
入院の必要性 不要
麻酔 局所麻酔

リスク(合併症・副作用 等)

感染
細菌やウイルス等による炎症。
血腫
術後、皮下や臓器からの出血が起こり、血液が貯留することです。
出血
術後やや多い量の出血を見ることです。
内出血
術後概ね起こる皮下の血液の組織への浸透で、自然に吸収されます。
瘢痕(創跡)
全ての皮膚切開創は、多少の傷跡が残ります。肌質的に目立つ人もいます。
肥厚性瘢痕(ケロイド)
傷跡の中でも、膨らみや硬さが強いものです。原因は、遺伝性のため術前には防御することができません。ただし、治療法がございます。
色素沈着
瘢痕の一つですが、色素(メラニン)の沈着が主な原因です。
アレルギー
薬剤が原因のものが多いのですが、金属やテープ等でも発症することがあります。
予定形態との差
なるべく患者さまの意見はとりいれるようにしますが、完全な表現は無理がある場合があります。
微妙な左右不対称
人間の体は左右不対称であるため、手術後にも左右不対称は起こりえます。

下眼瞼外反症
あかんべー変形

グラマラスライン形成の手術費用

項目 金額
(消費税別)
グラマラスライン形成 30万円
美容的要素のあるものは自費になります。

グラマラスライン形成手術の実際

グラマラスライン形成手術のポイント

  • LER(Lower Eyelid Retractors)を糸でタッキングする際、糸を瞼板とLERに止めた直後に患者さまに開口を促し、アカンベー変形が起きていないことを確かめる

グラマラスライン形成のデザイン

グラマラスライン形成では、下眼瞼(下まぶた)おいて、下方に牽引される希望の場所の中心を決め、そこから必要最低限の下眼瞼皮膚の切除をデザインします。
グラマラスライン形成の手術では、皮下剥離(ひかはくり)はいたしませんが、LER(Lower Eyelid Retractors)の縫縮のため、若干眼輪筋下を剥離することを考慮します。

グラマラスライン形成のデザイン

グラマラスライン形成のデザイン

下まつげの生え際の切開

グラマラスライン形成では、下まつげの生え際に切開をいれます。まつげの毛根を傷つけないよう注意します。

グラマラスライン形成 下まつげの生え際に切開

まつげの毛根を傷つけないよう注意します


眼輪筋下を剥離(はくり)し、LER(Lower Eyelid Retractors)を確認します。
続いてLERを適量タッキングし瞼板に逢着します。
患者さまによっては、眼瞼結膜ごと切除することもあります。

下眼瞼(下まぶた)の切開した部分を切り取ります。

眼輪筋下を剥離、LERを確認

眼輪筋下を剥離、LERを確認する


グラマラスライン 現状のLERの状態

現状のLERの状態

グラマラスライン形成でLERを下方に牽引し、グラマラスラインを表現した状態

LERを下方に牽引し、グラマラスラインを表現した状態


LERを縫縮してグラマラスラインを作る

LERを縫縮し、適量タッキングし瞼板に逢着させてグラマスラインを形成していきます。

グラマラスライン形成でLERを縫縮していきます

LERを縫縮していきます

グラマラスライン形成でLERを縫縮していく様子

LERを縫縮していく様子


グラマラスライン形成でLERを適量タッキングし瞼板に逢着

LERを適量タッキングし瞼板に逢着


眼瞼皮膚の少量切除と縫合

下眼瞼皮膚をわずかに適量切除し、下眼瞼に微妙な弧を描くようにして縫合します。

グラマラスライン形成での縫合

下眼瞼を適量切除した後、縫合していきます

下眼瞼に微妙な弧を描くように縫合

下眼瞼に微妙な弧を描くように縫合していきます


グラマラスライン形成 術直後 症例

術直後

休診日
2018年 11月
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ピンクが休診日です